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やりたいことリストを書いてみたら

休職してすぐに、休職期間中に何をしたいかを書き出してみた。

やりたいことリスト
・コース料理を食べたい
・回らないお寿司が食べたい
・温泉にいきたい
・引っ越しをして猫を飼いたい
・彼の家族に会いたい
...etc
(本当は30個くらいある。)

などなど思いつくまま書いていった。

それから1週間余りが過ぎた。

経験したことのない、毎日土曜日みたいな感覚の日々。
明日もお休み。待ち構えるような仕事への不安は無くなった。

いろいろな人から温かい言葉をもらったり、noteには私と同じような境遇にいる人がたくさんいた。それも私には安心感を与えた。
ゆっくり歩いたり、自転車を漕いでみたり、人と会ったり、彼と一緒に過ごしたりするうちに、やりたいことリストについて訂正・加筆したいことがあった。

どういうことか。
これまでの日々は時間がものすごいスピードで過ぎていた。何とかその流れに乗ろうともがいていた。
いろいろな人の期待に応えようとしてた。気を遣ってきた。(これでも)

でも、休職を機に、時間がゆっくり過ぎているように感じられた。

そうすると、いろいろな見えなかったことが見えた。

休職を機にすぐ連絡をくれた方は、
「離れてこそ、見えるものがある。」
と言っていた。
おそらく、そういうことなんだと思う。

・コース料理を食べたい
と思ったけれど、どれだけ高い料理や美しい料理を食べることが私の幸せではない。
もちろんそういったものを食べることは幸せだけれど、大事な人と食べる家のご飯だって幸せだった。
だから、訂正するならば
・だいすきなひととごはんを食べたい
となる。

・回らないお寿司を食べたい
に関しても同様だ。
いつもいっている回転寿司の気のいい板前さんが、握ってくれるお寿司を食べる方がおいしいような気がした。幸せだ。
それは、気のいい板前さんの付加価値が入っている。

離れてみると、見えてくる。
自分のしあわせも、少しずつ見えてくる。
気づかなかった幸せに、気づくようになった。
幸せだよね。
実は幸せだったよね。

あと、気づいたことはもう一つあって
やりたいことリストは
"やらなくちゃいけないことリスト"ではないということ。

休職期間が終わった時に、
あぁやっぱりできなかった。
と思うのはつらいから、できそうなことや、ちょっとがんばればできそうなことにフォーカスして、できたらいいな、というスタンスでやっていきたいなと思う。

ちょっとずつ、歩もう。
ちょっとずつ、気づこう。


明日もいい日になりますように。

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