経営のお悩み相談17|法人との業務委託契約書の締結は必要?
おはようございます!サンカラの弁護士瀧澤です。
日に日に寒くなり、日に日に暗い時間が多くなり、何となく寂しさを感じる今日このごろです。
さて、今週は、メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。
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質問内容
今回はペンネーム ほっとさんどさん(個人事業主・サービス業)からのご質問です。
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【質問内容】
個人事業主として、講師業をしています。
個人事業主として、活動し始めて2年目です。
今回、とある法人の従業員に向けた研修が決まり、その法人から、業務委託契約の締結が求められました。
法人向けにお仕事をするのは初めてで、業務委託契約を結ぶ必要があるのかどうか教えていただきたいです。
また、その際に気を付けるべきことがあれば、そちらも併せて教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
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講師業も多様で、経営者向けのコンサルから従業員向けのモチベーション向上のための講義、新規事業のアイディアを考える講義、マナー研修等いろいろなものがありますので、それぞれの内容に応じて気をつけることも変わってくるように思います。
ご相談者様もこれまで個人向けの講師をしていたところ、今回法人の従業員向けの講師になったとのことで、着実に講師業の階段を上っているようですね。
さて、法人との業務委託契約書を締結する必要があるかどうか、のご質問ですが、
「締結するべき」
が答えになります。
契約書を締結すべき理由
委託者が受託者に業務を依頼するとき、基本的には口約束であっても業務委託契約は成り立ちます。
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