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ACPとは? ~人生の家族会議~

本日、仕事後に研修会があったのでアウトプットしておこうと思います。

皆さんは、「ACP」って聞いたことがありますか?

正式名称
「アドバンス・ケア・プランニング」とは、

【自身の大切にしていることや望み、
どのような医療やケアを望んでいるか、
自らが考え、家族や信頼する人たちと話し合うこと】
を意味します。

実は厚生労働省からも、
「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」というものが出ています。

めちゃくちゃざっくりまとめますと、
「自分の人生の終わり方について、自分の意思が表示できるうちに、日頃から繰り返し家族会議しましょーや!」って感じですかね🤔
※ちなみにこちらは家族以外の親しい方でもよいそうです。

皆さんはそんな話を家族としたことはありますか?なかなかシビアな内容ですが、これってめちゃくちゃ大切なことなんです!

なぜ大切なのか、
私の考えですが、
自分のもしもの時に、
「そこまでして生きたくなかった」
「逆にもっと生きたかった」
等、個人によって意思はさまざまです。

医療者としてよく経験するのは、
突然状態の悪くなった患者さんの
「何を望んでいたのか」という意思の確認がとれないことです。

例えば、「こんな苦しい思いをしてまでこの治療を望まれていたのかな?」等感じる場面もあり、
意思が分からない患者さんの気持ちって置いてけぼりになったりすることも少なからずあるのです。

こういう時に、家族や親しい友人の方が、
「本人が望んでいたこと」を伝えてくださることで、その方の意思を尊重することができます。

ただし、状況によって意思も変化していくので、
ここで大事なのが
「繰り返し家族会議を開くこと」なのです。

みなさんもたまには家族で話し合ってみませんか?



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