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私辛正仁の、古い友人の、正に命をかけた挑戦を 応援してあげてください!

w黒澤監督晩年の超大作「乱」の

ドキュメンタリー映画、

ハリウッド版製作クラウドファンディングの応援をしています。

【私が応援する理由と、長い長い物語】

①1983年。今から40年前。

 私が27歳の頃。 

 最初に入社した小さなCM制作会社に

 制作のアルバイトがしたいと

 一人の大学生が訪ねてきました。

 河村光彦くんという名の青年でした。

 (撮影現場写真のカメラマンの右にいる若者)

②いくつか現場を手伝ってもらったあと

 しばらく顔を見せなかったと思ったら

 すごいニュースが飛び込んできました。

③黒澤監督晩年の超大作「乱」の現場に

 この河村くんと若いカメラマンの二人が乗り込んで

 ドキュメンタリー映画を撮影していいという

 許可が黒澤プロからおりたというのです。

④殆ど経験のない若者に、そんなことをさせる?

 と当時は半信半疑でしたが、黒澤監督が

 河村くんの純真さに心打たれ

 後身を育てたいという思いで許されたことが

 あとでわかりました。

⑤その後、私が次に入社した太陽企画(株)の

 ビデオ編集室でも、この素材をつかった

 編集(黒澤プロ主導)がはじまったことを

 知りました、

⑥しかし、河村くんが、作品を仕上げたという

 ウワサは聞かずじまいでした。

⑦それから、40年が経ち、今年の2月。

 40年ぶりにFBで、この河村くんとつながりました。

 そして、これまでの経緯を詳しく聞きました。

⑧聞けば、その時、収録したビデオテープは

 黒澤エンタープライズが使用したあと、制作関連会社を

 行き来しているうちに、大部分が行方不明に

 なってしまったというのです。

⑨しかし、近年になって、膨大な素材の一部の所在がわかり

 河村くんは、低予算ながら、作品を一度仕上げました。

⑩そして、この度、更に見つかった素材もふくめて

 最新の技術で100時間をデジタイズし、ハリウッドの監督を

 起用して、彼の納得のいく、後世に伝えるべき作品(英語版)

 として仕上げることになったのです。

 クラファンの目的は、このデジタイズの費用にあてられます。

⑪製作協力するのは、黒澤監督の偉業をたたえてアメリカに

 設立された映画学校「アナハイム大学」です。

⑫この大学は、オリバー・ストーン、マーティンスコセッシ、

 リチャードギア、ジョージ・ルーカスなど

 黒澤監督を尊敬するアメリカの蒼々たる

 映画人が応援している大学です。

⑬「乱」の取材当初、河村くんは23歳。

  今年、彼は、63歳。

40年の時をこえて、この大きなチャレンジに

 挑もうとしています。

⑭彼を突き動かしているものは、黒澤監督の偉業、

 監督本来の姿を後世に伝えたいという情熱と

 もうひとつ大きな理由があります。

⑮それは、彼は今、胃癌、悪性リンパ腫との

 壮絶な戦いの真っ只中にいるのです。

⑯命をかけて、大きな挑戦をしている河村くんを

 私は応援したいと思っています。

⑰ですので、冒頭にお知らせした、クラファンサイトから応援してあげてほしいのです。本投稿のシェアもお願いします。

私も素材を見させていただいてますが、映画、俳優たちにとっても大きな学びがあると思います。

~お忙しい中、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


ありがとうございます。https://tokyowebtv.jp/