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傘づくりは傘職人だけじゃない! 機織(はたお)り町の職人を訪ねて ③生地加工編
私たちは創業以来、日本製の傘を作っています。
でも、傘を作っているのは、傘職人だけではありません。
傘をお客様の手に届けるまでに、傘職人以外の職人さんの手から手に渡り、最後に傘職人が傘に仕上げています。
私たちは、伝統的な技術を守り続けている職人に支えられて、傘をつくることができています。
そんな日本屈指の機織り町である山梨県にいる傘に欠かせない職人たちを、昨年SUNチームが訪ねました。
今日は『生地の加工』のプロをご紹介します。
傘の生地 加工歴50年
今回お邪魔したのは、富士山のお膝元に工場を構える傘の生地コーティング加工歴50年以上の実績と優れた技術をお持ちの企業さんへ。
大きな工場には、大きな機械が何台も並び稼働していました。
これだけの規模で週1回のメンテナンスを欠かさないのはスゴい!
![](https://assets.st-note.com/img/1704346883948-qlHO7pcRkl.jpg?width=1200)
そもそも「傘の加工って?」と思われた方も少なくないと思います。
傘は、ファッションアイテムでありながら、雨や日差しからあなたを守るため、機能性の高さも持ち合わせてなくてはなりませんよね?
ですから、糸から生地、糸から織物が完成した後に、その傘に適した加工をして、はじめて傘職人の手に生地が渡り、傘を製作できます。
傘の生地が、通常の生地より値段が高いのは、防水、撥水コーティング・UV加工といった高度な加工がなされているからです。
また、環境や人への安全にも配慮しています。
傘は、直接肌に触れることはないですが、洋服と同じレベルの安全基準を満たしています。
傘の生地には、かなりの設備、そして技術と手間ひまがギュッと詰まっています。
お客様の持ち込みの生地で傘が作れない理由はここにあります。
糸から織物へ、生地から傘の生地へ、職人の手から職人の手へ。
そうやって作っているのが日本製の傘です。
ここからさらに、傘職人がすべて手作業で傘を作っていきます。
大量生産、大量消費の世の中の中でも、良いものを長く使おうという人も増えてきました。
私たちはそんな方と常に寄り添いたいと思っています。
修理やリフォームで大切な人の手から大切な人の手へ引き継ぐお手伝いもしています。
「失くしたくない特別な傘」
「世界にひとつのわたしだけの傘」
そんな傘を、心をこめて手作りしています。
ご自身へ、そして大切な人へ
傘のオーダーメイドはSUNにお任せください。
これまで3部作、お読みくださり本当にありがとうございました。
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