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母の最期を見届ける 16
15日昼、来週頭に退院の目途が立ったという連絡が入った。
母本人からのLINEと弟嫁ちゃんからのLINEは結構な長文で、連絡事項がそれだけあるということだ。
緩和ケア病棟への入院が必要なくなったわけではなく、とりあえず自宅でなんとか出来るようになっただけの話。
それでも一時の、管につながれて全く食べれない状況ではなくなり、栄養経口摂取できていて、自律排泄も問題ないようだ。
食べる、出す、この2点において問題があれば退院は難しいだろう。
とりあえずは問題クリアとなったようで一安心といったところか。
また、母からのLINEはめちゃくちゃ元気で、たまたま連絡がきたお友だちに『いま入院中』と返したら『すぐ行くから!なんか食べたい物ある?』と返ってきてリクエストしたら本当に次の日には作ってきてくれた、という一連の流れが入っていた。
そしてお友だちが作ってきてくれた料理は、時間はかかったけど吐くこともなくちゃんと、全部食べられたそうだ。本当に良かった。
帰れるとはいえ、自宅には介護用ベッドを入れるなどの手配が必要で、それには弟嫁ちゃんの稼働力を十二分に発揮してもらう必要があるのだが、もうそれが現時点で十二分どころか二十人分以上で、ありがたいのほかに言葉がない。
弟も、私よりは仕事時間に融通利かせやすいというか、私の仕事が時間に融通利かなさすぎなんだよなぁてのを知っているので、十分以上に動いてくれている。
母が帰宅したら、一番近くに住んでいるのは私なので、出来るだけの援助はしようと思うが、うちの職場の理解と言うより、職業上のカレンダー事情が一番の『身動きできない』状況かな、と思う。
はい来ました、年度末!!!
そして母自身が、私の職業上のカレンダー状況をわかってくれているので、それもまたしんどい。