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5 教皇:学ぶこと、導くこと

<やさしいタロットカード解説シリーズ>
意味を覚えていなくても、その日から占えて、
占いやぬりえを楽しんでいるうちに、
知らず知らずのうちに、タロットの世界に親しめる
新感覚ぬりえタロット「やさしいタロット」を
一枚ずつ簡単にご紹介するシリーズです(^^)

まとめて読みたい方はこちらから

あなたには、どんなカードに見えますか?

教皇、または法王と名がついている、このカードは、
キリスト教の世界でいうと、教会で教えを説いている人物です。

3人の人物のうち、教皇だけが、不自然に大きく描かれているところや、
下の2人の人物が、双子のように似通っていること、
意味としては、対極にありそうな、15「悪魔」のカードと、
絵柄の構図がそっくりであること、
など、秘められている暗号が多そうなカードです。

一般的には、教皇が、
聖書の教えを聖職者に説いている場面を描いている、と言われていますが、
カード下部に描かれている2人の人物は、少し抽象的な線が多く、
何が描かれているのかな?と、
よくよく見れば見るほど、謎が深まるカードでもあります。

宗教家を表しますー…と言っても、
日本では、あまり宗教観が生活と馴染んでいないので、
あまりピンと来ないと思うので、馴染みやすい言葉で言い換えるなら、

宗教とは、道徳、法律、政治ーと、密接に関連している活動だ、
というイメージだと、少しわかりやすいのではないでしょうか。

道徳と法律と政治。
その3つに、どんな共通点があるのかというと、
全て、より良い秩序を目指す活動であること。
そして、絶対不変のように見えるけれど、
時代によって、いくらでも変化していくものである、ということ。

このカードには、
それを伝える者と、受け取る者が描かれています。

どのような在り方で、何を伝えるのか?受け取るのか?
ということを問いかけているようで、
背筋が伸びるカードでもあります。

<タロットとの会話を促す 魔法の質問> 
「どこへ導きたいのですか?何を受け取りたいのですか?」

学びを深めるちょこっとヒント


生命の樹:コクマー ⇄ケセド 

 「叡智・閃き」と
 「慈悲・寛容さ」をつなぐ道

5という数字は、人間そのものを表す数字と言われています。
そう言われると、宗教を作り、哲学して、道徳とは何かを考え、秩序を重んじ、それが政治へと発展してゆく、教皇のカードが、「人間」を示す番号にあてられているのは、なるほど味わい深いなぁ、と、感じたりします。


↓やさしいタロット、毎週体験会しています(^^)

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