季節の巡りに置いて行かれないように。

知ってる。
今日は全国的に夏日だって。
北海道でさえ、なんじゃ今日はー！ってくらい、暑い日だった。
しかも、桜もほとんど散ってるところがほとんどで、
今頃「小さい春」とか言うのは季節外れなんでしょ。
そうでしょ。

でーーーもーーーーーー

オホーツクはまだ、桜が咲いてないのです！！！！
オホーツクはまだーーーー！春はこれからーーーーー！

どうしても、桜を撮ろうとすると逆光になるので、
苦し紛れに袖を伸ばして背景を作ろうとした図。

可愛いですな。
やっとこ、つぼみが色づいているのです。

きっと、このGW中に咲いてくれる事でしょう。
毎日、楽しみにこのつぼみを見に行っているのでございます。

と言うわけで、
最近は、引きこもりに拍車がかかりまくって、
日付感覚も曜日感覚も、
どっかに行方不明事件なので、
一日、一回でいいから、外に出て散歩をする。
を、ちょっとだけ意識しています。

で、ただ散歩するのもなんなので、
ちょこちょこ写真を撮ってみたり。

私が、教員をやっていて、
あ、
と思った瞬間があって、

いつだかはっきりとは覚えてないのだけど、

気がついたら、春が終わっていたんです。

そして、夏だなぁ、と思う間も無く秋になって、冬になった。

その時に、自分が幼い頃から、
どんなにたくさん、毎年欠かさず、
道端の植物や水たまりや、雪解け水の水路ばかり見ていたのか、
初めて気がついた。

毎年、春の最初に見つけたタンポポや、
最初に見つけたツクシを、愛おしく思っていたことに、
そして、毎年それをちゃんと見届ける、という、ささやかな習慣を、
自分が実は大切にしていたことに気がついたんです。

あ、
今年は、最初のタンポポを見ていない。

というか、ツクシ自体を見ていない。

ということに、
気づいて愕然としたんです。

毎日、車で自宅と職場を往復していて、
道端の草花を見ながら歩く、なんて習慣も時間も無くなっていた。

日中の太陽が出ている時間に、
ゆっくりと自分のための時間をもつ、
ということが、数分ですら、出来なくなっていた。

それに気づいてからは、
「どんなに忙しくなっても、
　季節を感じて生きることは忘れないように気をつけよう」
って、思って、春を迎えるようにしています。

と、いうわけで、
えっさほいさ、お家の周りをお散歩しています。

とっても天気が良かったので、ついでに動画も撮影してみたよ。

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