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ジャンプ➕の読切集、すごすぎ!!
個人的にマンガアプリの中では、ダントツでジャンプ+が大好きです。
何がすごいって、WJが大好きで、でも物足りなくなった世代に対して、ヤンジャンみたいな青年ものではなく、新たなジャンルを開拓したところに編集の意気込みというか、魅力を感じます。
しかも、連載陣の幅も広く、いろんな作品が楽しめるということでは、他の追随を許さず、アニメ化作品も豊富で、その内容はWJ本誌に匹敵、いやそれ以上のものを感じさせるものが多数あります。
時代が大きく変貌し、昔は子供向けor大人向けでカテゴライズされていたものが、もっとグラデーションが細かく設定されるようになり、そういう多様な要望に応えられ、支持されたものがマンガ界でいえば、ジャンプ+のような気がします。
そのジャンプ+が今回読切集を4冊も同時に発行するという偉業を成し遂げました。
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これって、何がすごいの?みたいなことなのですが、単独作家による短編集はこれまでも数多く出版されていますが、発行媒体として、これまで発表された作品の中からマンガが好きなファンの人に読んでもらいたいと、テーマを絞って何編かをセレクトして提案するという、いや、これあるようでなかった試みで、こういうの個人的にすごく嬉しく、待ってたファンも多いのではないでしょうか。
こういう企画が通せること自体が凄いし、それだけ社内の信頼も厚いんだろうな…と感じたりもします。
マンガがデジタル化してきて、データとして持つ方がいろいろと都合がいい時代に、自分の好きな読切マンガ集を鞄に入れて、ふらっとカフェでくつろぐみたいな時間の使い方ができるようになると、紙のマンガの価値ももっと上がるような気がします。
こういう試みには賛同したいし、今後の展開への期待を込めて、全巻購入したいと思います。
気になる方はぜひ一読してはいかがでしょうか。