俺の演劇
みんなにとっての演劇とは、どのようなものなのだろう。
芸術、かも知れないし、究極のリアリズムかも知れない。物語を紡ぐ絵巻のようなものかも知れないし、映画技術を持たない人間のひとつの表現かも知れない。
僕にとってのそれは、ワイワイと楽しむためのもので、おおよそ他の演劇が求めるものは求めていない。
テレビや映画、絵本の中でも劇中劇が登場する。
木の枝を持って顔を出した木の格好をしてたり、草や太陽がベニアで作られていたり、スポットライトがパッと当たったり。なかなかひどいんだけど(笑)、僕が好きなのはアレなの。
ちゃちなのが良い、ではなく、楽しい、面白い、そういう要素が凝縮されていて、僕の演劇のイメージである貧乏、ブラック、つまらない…そういうものとは違うから。
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