Coupe du Japon MTB 2022シーズン開幕です 01 MTB Rules
2022/4/23-24 Coupe du Japon MTB XCO CJ-1 菖蒲谷 が開幕戦となります。
2022年のCoupe du Japonも後1週間で開幕。ということで2022/2/20付けのCoupe du Japon MTB 2022のテクニカルガイドを眺めてみましょう。日本で開催される世界に繋がるマウンテンバイク大会の開催要項ですね。
まずは、年間を戦って戦うクラスの昇降格が掛かる話。
●2023 各クラス登録資格設定は、2022 年 9 月を目途に発表される。
となりました。2019,2020とシーズン開始前に昇降格基準が示された流れはCOVID19に吹き飛ばされちゃいましたね。環境が落ち着いて、各クラスの人が昇降格を見据えてシーズンを戦える日が戻ることを願いましょう。
昨年の記事に引き続き、昨年とのルールの違いをトピック的に書いていくので、Coupe du Japon MTBに触れたことのない人は、MTB-League → 2022/2/28付の「Coupe du Japon 2022 チーム登録開始」の記事 → 記事中中程にある「Coupe du Japon共通テクニカルガイド」を見てくださいね。
まあ、Coupe du Japon MTBのルールや参加方法などが書いてある文書への道のりが少し遠回りな気がするのは私だけでしょうかww
じゃ、頭から。
まず、DHが開催されないとな!!!! と言うのが目に入ります。
これは、2022/4/1の記事でDOWNHILL SERIESが公認になりましたとありますので、Coupe du Japonとしては昨年でおしまいになりました。ということになるのでしょう。
ただ、2001年以降、Jシリーズ→CJとXC/DHは年度でダブること無く運営が移管されたのですが、今後はXCはCJ、DHはDOWNHILL SERIESとなると、DOWNHILL SERIESは既に数年間存在しているシリーズなので、記録のつながりとかどう書こうか気になっていたりして。ま、シーズン後くらいにぼちぼち考えて行きますか。
次は、CJ-2の廃止
私がMTBレースを見始めた頃(2012年)は、Jシリーズという名の大会で、J1,J2,J3と3グレードありました。ポイントがJ1 150P, J2 75P, J3 10P。J1はJ2の2倍。J3は参加賞程度のポイント配分でした。
CJになってからJ3の格付が消えて、CJ-U/1, CJ-2の実質二グレードになって、CJ-U 300P, CJ-1 250P, CJ-2 75Pで、CJ-2のポイントの価値は下がりポイント争い的には実質参加賞的な位置づけになっていました。
昨年、妙高CJ-2が無くなり、CJ-2は前橋と川越のXCE / XCCの大会のみになり、CJ-2のXCレースは姿を消しました。そして、今シーズン、CJ-2の廃止。これにより、CJ-2で開催されていたXCE / XCCの大会がカレンダーから外れてしまいました。今年も全日本XCE / XCCも開催される中で、そこに繋がる大会がCJから外れるのは悲しい限りです。
そして、ナショナルランキングの消滅
CJランキングはCoupe du Japon MTBのシリーズチャンプを決めるランキングであり、ナショナルランキングは次シーズンに向けての昇降格を決めるもの、というのが一般的な見方。
CJランキングには全日本のポイントがカウントされず、ナショナルランキングには全日本がカウントされるので、年間表彰されるのはCJランキングですが、全日本が入るナショナルランキングの方に重きを置く人も多いのではないかと推察されます。
そのような重要ランキングが消滅したのはなぜなのか。一つはJCFがナショナルランキングを発行する母体になる、という流れが考えられますね。また、CJランキングのルール記載内に、同ポイント時は全日本を上位という表現も残っていますので、まだ移行期間で今後見直しがある可能性も残っていると思います。
また、アドバンス、チャレンジはCJランキングで表彰されず、昇降格はナショナルランキングとしていたクラス。この辺りは一番最初に書いた●2023 各クラス登録資格設定は、2022 年 9 月を目途に発表される。でまかなわれることになるのでしょう。
JシリーズからCJに変わって、せっかく全日本とシリーズ戦のカテゴリを合わせてランキングを整理できたのだから、ナショナルランキングは別途発表されると信じましょうか。
以上トピックでした。
いろんな意味で変革期が来ているのかもしれませんね。
以下、変化点抜粋
5.4 大会参加時遵守、許諾項目
関係者として主催者、JCF、MTBリーグ……の並びに「開催地都道府県連盟」が追加。
今後は各県連とつながりを持ってやっていくという事の様ですね。
<追記>・国及び行政、または関係団体による感染症拡大防止施策について理解し、これらを遵守すること。
昨年、主催者側も参加者側もかなり振り回されたので、改めて追記しなければならないほどもめたってことかな。ま、観客含めてチーム帯同者全員PCR検査とか、みんなの理解をもらうのは難しいだろうなという案件たくさんあありましたからね。
6.2. チーム登録者の条件
チーム役員の推奨資格に「JCF 公認審判員登録者」が追加。
ほほう。役員欲しい人〜。名前貸しまっせ〜。って推奨なので誰も欲しくないですね。
15. クラス昇格について
昇格希望者は、大会終了後速やかに、info@mtb-l.jp に必要事項を送付し、次回大会より昇格したクラスにて競技を行う。
昇格の際のメールの送信先が mtb@jcf.or.jp → info@mtb-l.jp に変わりました。他の項目もjcf → mtb-lに変わってます。
XCはMTBリーグ管轄にしましょうね。という空気を感じます。
16.2. 競技時間帯
09:50- 男子アドバンス (-1:15)→(-1:10)
アドバンスの推奨競技時間が5分削減されました。第三レースの女子エリート(1:20-1:40)との差が開いたので、今シーズンはアドバンスが第二、マスターズ(-1:15)が第三になるケースが増えるのかもしれませんね。
16.3. ステージング
<削除>*全日本選手権大会のみ、昨年度同クラス優勝者が参加する場合に1番を配分する。
これは全日本はjcf直轄だからゼッケンについてCJは口を出しません、と言うことなのでしょうかね。
16.5. フィード/テクニカルアシスタンス・ゾーン
ゾーンは、プレミアおよびスタンダードおよびニュートラルのゾーンに区分される。
ニュートラルが追記。って突然出てきました、この言葉。プレミアはプレミアチームだけが使える。スタンダードはスタンダード・プレミアどっちも使えるという理解でしたが、さて、このニュートラルとはいかなるものか。とりあえず私はこの説明を見つけられませんでした。
もしかしたら、プレミアだけ、スタンダードだけ、両方可になるのでしょうか。マネージャーミーティングで説明されるのでしょうが、このガイドにも一言欲しい内容ですね。
ということで、2022の大きな変更点は
①DHがCJではなくなったこと
②CJ-2が無くなったこと
③CJ+全日本のナショナルランキングをCJがださなくなったこと
でした。
昨年オリンピック展望以降、記事が途切れました。
はい。
燃え尽き症候群です。
ロンドンオリンピックの壮行レースが初観戦、それからカメラを買って転戦するようになって8年+1年。情熱注いできましたからね〜。燃え尽きますわwww。
昨年オリンピック後はレースがぱったりと途切れ、後半に集まったレースもなんとか撮りには行きましたが、あまりにも集まりすぎて撮る方で精一杯。書く方まで力が回りませんでした。
今後も突然燃え尽きるかもしれませんが、あたたかく見守っていただけると助かります。
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