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Coupe du Japon MTB 2022 吉無田 レース展望
吉無田。16(日)午後からの小雨が怖いです(14日時点情報)。α7 iv は防水防塵だけど、やっぱ雨は精密機器の敵ですからね。
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シリーズ2位の平林安里が前戦深坂で3位となり、UCIポイント4をもぎ取りました。これでUCI日本人35位となった訳ですね。^^
Coupe du Japon MTB 2022 シーズン アドバンスとチャレンジ以外は名目上最終戦となります。そもそもシリーズ戦として1位が表彰されるのはエリート、ジュニア、マスターズ、ユースですからね。アドバンスとチャレンジは全日本ではCJ併催のクラスになるので、まだまだあります(笑)
さて、エントリーリストを見ると、Top 5からは北林力、竹内遼、平林安里。そして、やっと沢田時が復活です。この四人を中心に展開されるでしょう。
世界戦試走でポッキーしながら、シーズン中に復帰の上に白馬で鮮烈勝利を飾ったトキ。今でもあの感動は熱く蘇ってきます。それ故に密かに……ここで語ったら密かにでは無いですね……期待しちゃいます。シャボン玉ハートと言われていたお遼が、突き抜けた勝利を飾った会場もここ吉無田。感動的なドラマが起こることは間違いないでしょう。
XCC
昨年の全日本のポイントが全日本開催前なのに抹消となったことと八幡浜前の負傷でその後にポイントを得る機会を失い、なんと永らくUCIポイント日本人上位に居続けたトキが現時点ノーポイント。昨シーズンは全日本開催まで前年ポイント維持だったのですが、UCIの気まぐれ? それとも……? 一応ワールドカップや世界戦の出場権などに絡みますからね。ま、事実と部外者の臆測です。
とはいえ、UCIポイント保持者が39人中20名エントリーなので、トキは21番コールでXCC出場です。8位以内に入ってXCOの上位出走を確保しましょう。
XCCのレースは前方から出走するリッキーとお遼が有利。安里とトキは最前列確保を目的に無理しないとみて、リッキー対お遼の一騎打ちと見ます。吉無田に好印象を持つお遼が意地でXCO一番スタート獲りに来ると見ましょうか。
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XCO Men Elite
エントリー45名。2019年の33名からすると35%増。良い傾向なり。
Top 5が四人、リッキー、お遼、安里、トキ。表彰台はこの四人で争うことになるでしょう。不確定要素は雨ですかね。1度しか行ったことないので記憶が不確かですが、下りでずるっと行っていた人多数、丘の上の森の中は暗くてヌタヌタだった記憶があります。
菖蒲谷お遼。朽木トキ。八幡浜お遼。一里野安里。美山宮津旭。深坂リッキーとTop 5全員今シーズン1勝以上しているので、ドラマ性を考えると、深坂リベンジお遼か、復活のトキ。小松左京原作の角川映画は「復活の日」でしたっけ。失礼。
菖蒲谷リベンジもあるのでお遼。
Next 5の座を競うのは、全日本XCEチャンプ深坂5位森下尚仁、レース毎に調子を上げてきた深坂6位北林仁、一里野で力強さを見せた岡山優太、そろそろ爆発と誰もが期待の山口創平、846の後輩にどや顔させるな高本亮太。NESTO黒瀬文也も出てくるね。Top 5 の次の座では無く、Top 5を食って上に行ってください。
Next 5の若者に立ちはだかるのは、深坂に引き続き登場の山本幸平。台風で深坂DNSの佐藤誠示、//ってチーム名どう読むのか竹之内悠と小森亮平、走る開発者NESTO詫間啓耀、ゼッケン1の巨人門田基志、あとXCOの顔と言える松本駿ですかね。美山の根っこ登りを別世界のごとくスイスイ駆け上がる姿をしばらく引きずりそうな萬屋和也もピック。
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追加テクニカルガイドで残留は80位とでましたが、良く見ると登録者は23シーズン残留ですし、全日本の扱いが正式に出てきていない(テクニカルガイドからナショナルランキングの記載が消えています)ので、言及はしないことにします。
シリーズ争いはシリーズ1位旭と2位安里と3位お遼。旭不出走なので旭基準で見ると安里とは172点差。お遼とは251点差になります。ただし、安里が5戦ベストで考えると-39Pスタートなので実質211P差となります。XCCの20Pもあるので単純ではないですが、XCOだけでいうと安里は2位240P、お遼は優勝300Pで旭を越えます。XCCを加えると安里は3位210PにXCC15位の1Pおまけすれば211Pとなり同点で旭の上に行けます。お遼は2位240PにXCC4位の11Pで旭の上です。
安里とお遼は実質40P差です。お遼1位安里2位だと60P差があるのでXCC20Pがあっても同点の場合現在下位のお遼が獲得ポイントが多いのでシーズン優勝になります。が、それ以外のケースはXCCのポイントが微妙に絡むことになるので土曜の夜にポイント考察を付け加えたいと思います。いずれにしてもお遼が安里よりも40P多く獲ることが条件になるので、安里有利は変わりません。そして、まだ旭の来シーズンゼッケン1の可能性もまだありありです。
<同ポイントは全日本選手権大会上位、以降 CJ-U、CJ-1 直近大会上位を優先>というルールを見るとまさかの同点の場合、その場でシリーズチャンプが決まらず、全日本で順位が入れ替わるとも読めます。来シーズンからはこの項目は省くべきでしょうね。世界に目を移すと、ワールドカップは世界選の影響は受けませんから。
XCO Men Junior
遠藤紘介 vs. 江越柾也。一里野の戦い再びです。一里野では紘介予想のマチャ勝利でしたが、二人直接対決では紘介3勝、マチャ1勝。直前深坂でも紘介が前。順当なら紘介でしょう。エリートに移る時を見定めて、近い未来に一緒に走るおじさん達に強い走りを見せつける機会と捉えて、がっつりオヤジ狩りをしましょう。
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マチャは完走すればシリーズ覇者。紘介はマチャDNS/DNFで逆転シーズンチャンプ。
XCO Women Elite
矢吹優夏。UCIレースです。勝って10P手に入れましょう。UCIポイントで上に居る二人に少しでも追いつきましょう。
橋口陽子がエントリー。白赤ジャージ今シーズン見納めですね。
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シリーズチャンプは優夏で決定です。おめでとう。
XCO Women Masters
佐復亜都奈、北島優子、中川左裕里です。左裕里が一人抜け出てますかね。
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シリーズチャンプは完走すれば亜都奈の手に。DNS/DNFで小林真清です。
XCO Men Masters
総合は岡本紘幸、白石真悟、酒居良和 ううむ何処かで見た順番
30は岡本のみ
40は白石真悟、山田敬士朗、岩藤司朗
50は酒居良和、大橋尚哉、松尾芳秀
60は有持真人、増田謙一、橋本寛二
としておきます。こうやってちゃんと書いておくと現場でも年代別順位を把握しながら見れるのです。
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シリーズチャンプは
30 岡本で決定
40 小林義典で決定
50 多賀良成、酒居の一騎打ち 50P差酒居は-150Pスタートなので200P以上で逆転勝ち。3位が210Pなので、酒居が3位以上でタイトル獲得。それ以下で多賀。
60 有持、増田に権利有り。214P差なので、増田2位、有持DNS/Fが条件となるが、1位2位たぶん無理なので、有持にほぼ決定。
XCO Men Youth
地元内野友太が意地を見せるか、一皮剝けた野嵜然新が男を見せるか。上位常連ながら勝利のない垣原弘明、松山海司が意識しあうであろう二人の隙をついて前に出るか。
深坂で強すぎた然新のイメージもあるが、それは友太も同じ。彼も勝ったレースでは他を寄せ付けない強さを見せた。この世界でセナプロのようなことはないので二人のどちらか。ううむ。移動距離が極端に短い友太としておきましょう。
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タイトルは友太と然新の一騎打ち。103ポイント差、友太-168、然新-140なので、双方加点なら実質75ポイント差。
友太が前なら友太のタイトル。
然新優勝 友太2位だと60P差で友太、友太3位以下で90P差以上となり然新。
然新2位以下だと240P-140P=100Pしかプラスされないので103ポイント差を埋められず友太で決定。
つまり、然新が優勝してチームメイトの弘明が友太の前に入れれば然新がタイトルとなる。MCさんは裏を取って実況に埋め込んでください。
XCO Women Youth
深坂で強い走りを見せたQmaxの二人、北都留千羽と有松鈴々菜。エリートと周回数違いの同時走なので、優夏相手にどんな走りを見せるのかが楽しみ。玉砕覚悟でついて行ってしまうのだろうかと。
二人の最近の成績を見る限りは鈴々菜に分がありますね。
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シリーズの戦いは日吉彩華で決定。おめでとう。
XCO Men Advance
12名、修善寺全日本の切符は2枚。確率六分の一、、、ではないですね。
さて、昇降格基準が出て一考。24シーズンから特別措置が無くなると出ました。なので、走っていれば落ちずに来た23年のエリートから大量にアドバンス落ちが出ます。今年上がって23シーズンエリートで走り、その下降気流に飲まれるか、22エリートから落ちてこずで更に選手層が薄くなる23をアドバンスで走って、24シーズンを淘汰されたエリートで走るか。ま、そんな考えで3位に落ちようと考える人は居ないでしょうけどね(笑)
直野泰河は隣県パワーで切符ゲット。後1枚は神谷知明と中川浩二か。豊予海峡大橋はいつ出来るのでしょうね、と思いつつも空路より佐賀関から上陸する方が圧倒的に移動の疲れが少ないので中川としておきます。
XCO Men Challenge
深坂の結果スライドで811長者耕二、861加藤啓二の二の字コンビとしましょう。それでいくと中曽佑一が真ん中で川上弘三が……、そんな競馬予想屋のような事はいいません。失礼。
以上。抜け漏れ多数とは思いますが、ご容赦を。