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Coupe du Japon MTB 2022 朽木 観戦記 その3

第4レースは女子エリート / マスターズ / ユース と 男子アドバンス

Women Elite / Masters / Youth Start 

アドバンスが先行でスタートし、女子が3クラス一斉スタートで追いかけるレース。アドバンスはあの修善寺をエリートで走りたい人達の争いであり、女子はあか里のDNSにより優夏vs彩華と、チャンプジャージ陽子のお披露目レース。

プランは前レースのマスターズと周回数が変わらないので同じプラン。ただし、女子エリートのトップを優先に捕まえながらになります。

Men Advance

Men Advance Lap 3 秋山

1位 秋山悟郎 2位 畦地利哉 3位 澤渡弘茂
マスターズから鞍替えしてエリート昇格を目論む山崎雅典と田村竜樹を誰が蹴散らすのか、というドラマを設定した以上はどちらかは3位にまでに入らないと看板倒れですよ。>お二人さん!! (私が勝手に設定したんですが……)
修善寺のマチュードロップをエリートで走る切符を手にしたのは、AX秋山とVend畦地。澤渡は若さ?で飛び出すもレース巧者の二人にさくっと飲み込まれました。
秋山がエリートになって、青木誠、佐復真人、國井豊、秋山悟郎、(関取)、女子が橋口陽子、青木寿美恵。PAX、岩井と並ぶ陣容になりましたね。フィードが大変そうです。
畦地はマスターズから鞍替えしてのエリート返り咲き。今はマスターズ、アドバンス、エリートでどこが一番コストパフォーマンス(¥/周)が良いんでしょうね。もちろん、モチベーションはコストだけでは決まりませんが、菖蒲谷のエリートLOOP+6周の-5 Laps 22名とかを見ると、んんんっ?って思いました。エリートで頑張りましょう。

Women 

Women Elite Lap 3 優夏

Women Elite 
1位 矢吹優夏 2位 橋口陽子 3位 川崎路子

優夏優勝おめでとう。小林あか里DNSにより、昨年この朽木でうららを下したディフェンディングチャンプ優夏の目標はアドバンスのオヤジ狩りになりました。でいくと、9位永田優作までを狩るも、8人を狩り逃すという結果でした。8位坂直之が5秒前に見えていたので出来ればもう1人交わしたかったところでしょう。昨年とほぼ同コースで30℃を超える環境下で1分強タイム(▲2% 15分コースなら周▲20秒)を縮めているので、パフォーマンスは確実に上がっています。
世界のエリート女子相手に同一周回完走に持って行くにはあとどれだけ上積みが必要なんでしょう。その辺りのデータ、プラン、コーチングを(必要な部分だけ)公開して、みんなから支援されてみんなと一緒に上を目指すという道もあるのではないでしょうか。必要以上の干渉から守るためになりすましの出来る中の人が必要だけど、何らかの形で支援したいと思っている(隠れ)ファンは多いはずだから。

Women Elite Lap 3 陽子

陽子注目のチャンプジャージ。かっちょよかです。昨シーズンの全日本開催が遅かったせいで、昨シーズンの権利ではあと2戦しか着られないのが残念です。一応眉間のしわが目立たないモノをチョイスしてみました(笑)。

Women Masters Lap 3 真清

Women Masters
1位 小林真清 2位 近藤民子 3位 松井真由子
1周目の下りは派手派手ジャージの民子がエリート2位の陽子に続いて走っていたモノの、1周の終わりには真清が追いつき安定したペースで走りきり菖蒲谷に続いて2連勝。

Women Masters Lqp 1 民子

ってことで、派手派手ジャージ載っけておきます。いいです。AFにもやさしいですし^^。

Women Youth Lap 1 彩華

Women Youth 
1位 日吉彩華
此処朽木では、女子エリートと女子ユースが同時走をする組合せになります。過去には、中島瞳、そして、姉日吉愛華がユースながらエリートの前でフィニッシュするという快挙を成し遂げています。彩華も狙っていたでしょうが、いかんせんエリートトップが優夏では相手が悪かったですね。

第5レースは男子エリートとジュニア

Men Elite Start

プランは、女子エリート+4周なので、フィードまわりに行く周回を7周目として、2周目でドロップを取った後、最初の坂まわりで+3周分逆進撮りをすると決める。
スタートは平林安里がホールショット。

Men Elite Start 2 賢太郎だ!!!

と思ったら、ガレの登りを青いジャージが引いている。????松田賢太郎????もしかして今日は彼のための日だったのか、とぞくっと身震い。

Men Elite Lap 1 安里

が、が、が、1周目前半を終えて下ってきたのはSCOTT安里。BS沢田時(+10s)、PAX宮津旭(+22s)、846-立命館高本亮太(+26s)、846-大産大のけが人副島達海(+26s)、一般人佐藤誠示(+35s)、北林仁(+35s)、ジュニアの嶋崎亮我(+36S)がちょい転け、XCE王者森下尚仁(+38s)、NESTO詫間啓耀(+41s)、ロードプロの小森亮平(+42s)、西山靖晃(+43s)、松山大村上功太郎(+45s)、ゾクッとしたの返してくれマツケンこと賢太郎(+46s)で過ぎていきます。

Men Elite Lap 2 

2周目ドロップでも安里がトップ。2位旭(+24s)とトキ(+26s)はそれほど安里と離れずついていきますが、このタイム差は写真の時間を見ての後考察なので、現場では下り区間で見ていたこともありどんど差が開いて安里の独走が固まっていくようにしか見えませんでした。

Men Elite Lap 2 誠示&ジン

どのラインが速い議論に一石。一枚目亮太、誠示、ジンの順でドロップに侵入。二枚目誠示真ん中に対してジンはジャンプを選択。三枚目ど素人カメラマンはジンが飛ぶのを予想していないので構図は誠示なれどピントはなぜかジン。四枚目功太郎、靖晃を撮った後の次のコーナーの侵入ではジンが前。この後もジンが飛んでいたかは不明です。なので、これを見る限りは、競っている状態であればジャンプはポジション替えに使える?でした。

Men Elite Lap3  

3周目の最高地点に向けての直登。近づいて見えていますが、安里、トキ(+23s)、旭(+29s)です。20秒も離れていると、下りなら同一視界に入りませんが、登りだとこんな感じ。レースの展開見るなら長い登り区間ってことになります。

Men Elite Lap 3 達海

3人の後方では、高本亮太の姿が見えなくなり、直前にロードチャリで転けて右半身傷だらけの達海が単独4位。どうもこの界隈では怪我をすると速い走りを見せるということみたいですね。ま、怪我していなければもっと上に行くという事を考えると、彼がリッキー、お遼を含めた五人組に加わる筆頭なのかも知れません。
昨年菖蒲谷チャレンジスタートでXCE日本王者に登りつめた尚仁、苔むしろ功太郎が単独で5、6位。

Men Elite Lap 3 

その後が完走圏を目指す7位争い。シマウマ靖晃、元ポテト亮平、黄緑誠示、アスリート農場ジン、ここまで落ちてた元846亮太、MTB開発者タカアキ、そして、巨人基志。ちなみに今回のフルラップ完走は8人です。

Men Elite Lap 4 トキ

4周目、ここから直登のヘアピン。2位通過のトキ。普段から白赤ジャージを着ているとこういう時にちょっと損。チームメイトがいれば違いが分かるのでしょうか、白赤がなじんでいるのでチャンプジャージを着ていても違和感が無いのです。
安里から+34s。少し離れました。ただ、前周の登りの近づいたイメージが残っているのでどちらかというと追い上げているイメージでした。感覚は信じてはいけませんね。

Men Elite Lap 5 

5周目の最初の登り。3人の関係は変わらず。

Men Elite Lap 5 灌木エリアからの登り

が、フィード後の登りでその距離が一気に縮まっていました。10秒。行けるところまで行く戦略の安里がタレて、ポジション入れ替えながら淡々と追いかける二人に捕まるという構図です。

Men Junior Lap 5 康生

Juinorは7周レース。最初は亮我がかっとんだモノの後退、着実に走っていた康生がエリート17位の位置で勝負していました。鈴木智之、岡山優太、青木誠の3人を挟んで江越柾也が2位にあげ、亮我はその30秒後ろで3位走行。

Men Elite Lap 6

6周目安里の姿は消え、トキと旭の二人の戦いにシフト。ここからはお互いの仕掛け合いで一度千切れたら追いつけなくなる普段の戦いの構図になります。

Men Elite Lap 7

7周目トキが仕掛け。

Men Elite Lap 8

勝負あったかと思いきや、8周目、旭がちぎれずに追いつき追い抜き変えしています。

Men Elite Goal トキ

駆け引きにはトキに分がある?チャンプジャージに身を包むトキが最後は旭を突き放して優勝。トキ。おめでとう。

Men Elite Goal 旭&トキ

ゴール後、こういうレースがしたかった!!! と本人同士でお互いをたたえ合う。二人で追いかけたから安里にも追いつけたとも。
そう、私達も最後までハラハラさせられるこんなレースが見たかった、と頷きながらシャッターを切ります。

Men Elite Goal タカアキ

完走は8名。前半独走優勝を匂わせながら5周目にガクンとペースを落とした安里が3位。力強くNext5を制したクリック八幡尚仁、もう1枚皮を剝きたい苔むしろ功太郎、ロードだけでなくMTBのテッペンに乗れるかも亮平、前年2位の誠示、過去に同一周回完走したら引退と言っていたタカアキ。
誠示とタカアキが繋がってゴールしたら私の帽子になります。その心は、さとうたくま。お後がよろしいようで。

いやぁ、久々に見応えのあるレースでしたね。レース展開は書かないと良いながら書かずにはいられませんでした(笑)。

終わって、現地アップを試みるも27,300枚はデータの移動だけでバッテーリをほぼ食い尽くしてしまいました。八幡浜は後泊が必要かも知れません(笑)。

データ移動中は走行して距離を稼ぎ、養老SAでエリートをあげたところでバッテリー終了。静岡の実家に寄る用事があったので再出発するも、睡魔で浜松SAで撃沈。早朝に実家にたどり着きあっぷ。木之本-新静岡 ¥6,430 新静岡-宇都宮 ¥8,010 燃料 32リットル ¥5,000

経費 ¥37,020(食費除く) 。菖蒲谷の¥38,500を足して、¥75,520。距離の割りに菖蒲谷に対して高いのは、高速割引が無かった所為ですね。

ふふっ。改めて積んでみるとけっこうな額ですね。ま、走っているみなさんは、エントリーフィーもあるし、機材の消耗品費もあるから更にかさむ訳で、なんとももっとお金が回る界隈にしたいですね。

以上、お疲れ様でした。

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