Coupe du Japon MTB 2021 CJ-1 富士見 XC 展望
もうDHは行われていて、今更感はありますが……
まずは宇津孝太郎。CJ-1 Elite 初優勝。おめでとう。
彼は前戦前橋XCEで過去JuniorでありながらElite下してトーナメント優勝した経験を持っています。
さて、時間もないので、さらさらっと展望しましょうか。
Men Elite
初戦で抜け出た五人のうち。
優勝 山本幸平 来ます。
3位 竹内遼 来ます。
4位 沢田時 来ます。
5位 平林安里 来ます。
4人来ます。
朽木突き抜けた 宮津旭 来ます。
全日本準優勝五回前年度も準優勝の平野星矢 来ます。
そして、2002年生
前橋XCC2連勝の 鈴木来人 来ます。
アジアジュニアチャンプ&スケート日本一 松本一成 来ます。
弱ペダMTB公平の跡継ぎ 中島渉 来ます。
もうお腹いっぱい。
幸平にとってはオリンピック前の最後の一戦。そして、現役選手として国内のメンツと覇を競う最後の戦い。国内戦有終の美となるか、それとも全日本11制覇中9回を勝ち取ったこの富士見で誰かの後を走ることになるのか。
一番ドラマになるのは、星矢だよね。全日本5回準優勝はすべてこの富士見でその時の優勝は全て幸平。この富士見で勝てたら感極まるでしょう。
幸平が2008年に全日本を獲って以降国内XCで土を付けたのはチームメイトの北林力のみ。最後の土は誰が付けるのか、それとも付けられないのか。私的には、土はつかず、富士見のドロが全身につくに一票。
Men Junior
XC三戦目にしてやっと柚木伸元vs副島達海が実現。既にEliteでもトップ10を走るスピードを持つ2人。7月の富士見。雨という暑さとはまた違う要素との戦いとなるが、絶妙なバイクコントロールで異次元の走りを見せる伸元が雨を味方に付けると予想する。
久々の野澤瑠、綾野尋の走りも楽しみ。
Women Elite
矢吹優夏vs川口うらら。大学生の2人。
ジュニア時代から頭角を現して、圧倒的な強さを発揮、ジュニアアジアチャンプになったうらら。その後一時低迷期を迎えるが、ふたたび強さを取り戻す。(オリンピックの補欠にもなっているらしい)
優夏は、白馬の記録には名を残すものの、ユース、ジュニア時代はXC競技とは離れ、U23になって再びレースの世界に戻ってきた。学年はうららの1つ上。昨年後半辺りから日本のトップとの距離をぐんぐん詰めてきて、第2戦朽木でとうとう優夏がうららの前でフィニッシュ。
雨の富士見、菖蒲谷のコースで鍛えられたうららに分があるかと思うが、優夏が淡々と無理せずトラブルなしで追いかける態勢を作れればその差をひっくり返せるかもしれない。
Women Junior
中島瞳と太田まどか。瞳が強い。けど、2人の視線は大学生のお姉様たちにどこまで迫れるか、でしょう。
Women Masters
全日本くらいしか出てこないメンツ、2016,2017チャンプ山口瑞穂、2018チャンプ水谷有紀子、2019チャンプ綾野桂子が出揃う。そこに、朽木で元エリートの走りを披露して見せた小林真清。XTERRAアスリート斉藤佳寿美。CJ2回制覇の北島優子。……AXの青木寿美恵。CJ-1 WMで7人も顔を合わせるのはいつぶりだろう。
はい。顔ぶれに押されて予想なんて出来ませんよ(笑)
ただ、ただ、楽しみなクラス。
Women Youth
長島梨邑、丸山愛季、原つばさ。
今日の時間だけでは3人を比較したデータを探し出せません。ごめんなさい。名前を覚えますね。
Men Masters
これをMCが読み上げる度に、ラーメンの上に横たわるメンマを思い起こしているのは私だけですか……よね。メンマの星=めんますたーず。
出席率の高い人達が多いクラスなので、予想もそれほど劇的な変化にならないクラスとも言える。なので変化点を中心に考察。
まず山本和弘がでないので、トップ争いは岡本紘幸の1人旅。に絡みそうな大きな名前が1つ。斎藤朋寛。昨年の全日本5位の巨人でございます。(岡本は2位、三分差)。しばらくパックを形成するとは思うがワンツーの位置は変わらずかな。
全体 岡本、巨人斎藤、吉元健太郎
30 岡本、福王寺一樹、吉川大地
40 巨人斎藤、吉元、石川正道
50 酒居良和、有持真人、田林修吾
60 増田謙一、橋本寛二
としておきます。
Men Youth
31人。うれしい悲鳴。
とはいえ、もうエリートと同等のスピードで走るちいさな好青年と初心者ライダーが混在するクラス。運営側もいろいろ難しいだろうけれど、撮る側もなかなかに難しいです。
ということで、高橋翔が1人飛び抜けて、澤井千洋につづくランキング上位が混戦状態。バイクコントロールに秀でる江越柾也が雨を味方に付けるか、調子に乗りすぎて罠にはまるか。
だれか、年代別情報持ってませんか。それがあれば、ドラマが仕立てやすいのですよ。一人ずつ生年を聞いて回ろうか。。。
Advance
一番下に日本一を競うような名前が居るんですが……。
朽木で復活してきた小林勇輝に続き、リストの一番下に山田将輝の名前がありました。
江下健太郎、秋山悟郎など、有力な名前がずらずらと並ぶのですが、この若い二人の名前の前ではちょっと霞みますね。
将輝、勇輝、江下としておきます。
Men Challenge
51名。こっちもうれしいですね。
もう誰が来るか分かりません。轍屋さんが10名投入。全員エリート候補だったりしますか?
Women Challenge
小田恵利花という名前が飛び込んでくる。ロード、CXを楽しそうに走る彼女。XCも走らないかなぁと思っていたら来てくれました。
鮎澤加奈子、佐復亜都奈、片岡幸、北島湊と全部で5名なのもいつ以来?
もしかしてブーム来てます?
明日は雨。機材スポーツの面白いところであり、ナーバスな状況を味方に付けて無双するのは誰か。
ちょっと観戦方向に気分を寄せつつ撮らせていただきます(笑)。五輪一ヶ月前に機材を壊したくない貧乏人ですので。
そうそう。熱海ではひどいことになっているけど、その裏で心配なのは修善寺のコース。ちょっと、という、かなり心配。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?