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Coupe du Japon MTB 2023 一里野 レース展望

一里野に行くゾでまず最初に確認するのが白山白川郷ホワイトロード。今年は冬季通行止の全線開通が6/9とのことで、少なくとも帰りは走れそうなのが楽しみ。時間的には北陸道の方が圧倒的に早いのですが、運転が趣味の者にとっては、ふふふな道でございます。

ってことは、白山白川郷ホワイトロードに繋がる一里野の前の道R360はいつもに比べて交通量が非常に多くなることが予想されます。駐車場に行くときにその道路を渡る方々、道路を使ってアップされる方々、いつも以上に気をつけてくださいね。

さて、一里野豆知識。朽木が2012年から、八幡浜が2002年からと語ってきましたが、一里野は朽木と同様に2012年からカレンダーに加わった大会となります。ですが、白山を舞台としての開催はもっと長く、2011年までは近くにあった瀬女(せな)スキー場で開催されていました。瀬女は2001年のJシリーズ開幕時の会場の一つで、2003年、2006年全日本の会場にもなっていましたが、2012年の瀬女スキー場の閉鎖に伴い場所を一里野に移しました。実は息の長い大会だったりするのです。

一里野歴代優勝者
2012 斉藤亮  中込由香里
2013 斉藤亮  小林可奈子
2014 小野寺健 中込由香里
2015 小野寺健 小林可奈子
2016 沢田時  小林可奈子
2017 宮津旭  今井美穂
2018 平林安里 橋口陽子
2019 前田公平 橋口陽子
2022 平林安里 矢吹優夏

宮津旭の初勝利がここ2017一里野。翌年朽木で2勝目を挙げ、旭はゲレンデ踏み踏み系のコースに強いという印象が形成されます。

XCC

Top 5からは宮津旭と竹内遼。北林力と平林安里はスイスレンツァーハイデ観光?。沢田時は六月はロードの月。

八幡浜でそれぞれ悔しい思いをした旭とお遼。そこに八幡浜最終ラップ1分短縮という三味線を疑われる走りを見せた副島達海が何処までかき回すか。翌日のレースに影響がないレベルを考えての競い合いであるものの、本能で前を獲りにいく展開もあり、そういう視線で見ると面白いかもですね。

地力で旭が淡々と周回してトップ。お遼が八幡浜での悔しさを晴らすべく気合いを入れて続き、U23全日本チャンプのたつーみがかき回しながらも三番手としておきませう。

年寄りは翌日を考えて無理をしないと見ているので、最近調子の良い松田賢太郎、気合いの入る走りを見せる鈴木来人、あと、PAX積田連は同じ東北地方(栃木は南東北らしいww)として応援しておこうか。

ん? 年寄りは無理をしない……と言っても、昨年、戸谷亮司がXCCで3位からのXCO4位を記録した記憶もかすかにありましたね(笑)。あと、大外からホールショット撮った代田和明の記憶もまだ新しい。今年もドラマ期待してみましょうか。

XCO Men Elite

全日本に向けてのラスト一戦となる一里野。全日本一発ではなく富士見と同じゲレンデーベースの一里野で走っておこうかという人もいるかと思ったものの、エリート出走権を温めている人の初参戦は5人。全部で56名。先日2023全日本の案内も出ましたが、こんなことで歴史に残る200名スタートが実現できるのでしょうか(笑) いや、誰もそれをやるとは言ってないですねww。失礼。

XCCでも語ったとおり、ここ最近数年にわたって勝利を分け合っているTop 5からは旭とお遼が参戦。そこに、U23チャンプの副島達海が挑む流れ。最近の走りを見るに、地力的にはこの3人で表彰台は堅いと思われます。旭がオレンジ、お遼が水色、たつーみが白黒黄色、遠目に分かるのはジャージ色なので色で覚えておくと良いです。

そこに絡んでいけるのは鈴木来人(黒)、後半ペースが落ち幅が大きいですが、若いうちは許容されることなのでトップに絡めるスピードを引き続きアピールして欲しいですね。最近調子が上がっている松田賢太郎(水色というか紫というか)、ここのところ序盤から積極的な展開を見せる竹之内悠(水色というかピンクというか)、まだ成長を続ける戸谷亮司(白黒青)、プレイングマネジャが一番速いってどうよNESTO詫間啓耀(青白)がレース巧者の走りで後半追い上げで何処まで届くか。

昨年の美山で表彰台まであと一歩、エクステラねのうえFullでテッペン獲ったPAX色川岳宏(旭と同じオレンジ)は注目でしょう。エクステラのResult見ると知った名前がいっぱいあって面白いですね。PAXからは6人参加で見分けが付きづらいです。特に岳宏、積田連、山田誉史輝の位置取りが予想できないです。旭:黒フレーム黒青メット、岳宏:緑水桃F黒赤M、積田連:黄赤F黒赤M、山田誉史輝:黒F黒M、石黒大樹:黒F白M青フォーク、鈴木禄徳:黒F白M黒フォーク(石黒比ちょっと太め)(参考2023朽木)で覚えておきます。

で、ここは旭に獲ってもらいましょう。

XCO Men Junior

江越柾也 vs. 内野友太 vs. 福島愛都。
ここまでの戦いを見るに内野友太、江越柾也、福島愛都の順。昨年まで勝つと予想するとその予想を外す友太がしっかり勝ってジュニア初優勝を決めるか、と、比較的抜きやすいコース故に、ジュニアの3人が2分前に走り出したエリートを何処まで食らうかも見所。

XCO Women Elite

3人です。平田千枝、小田恵利花、北島湊。前戦八幡浜では8位千枝、9位恵利花。昨年一里野では4位千枝、6位恵利花。でも、オダエリの朽木の走りを見るに下りテクニカルな難易度の低い踏み踏みコースは強そう。来なさい。このチャンスをモノにして43人目のニューウイナーに名乗りを上げましょう。

XCO Women Junior

北都留千羽。1人です。エリートのメンツを見るに間違いなく先頭1人旅。スタートリスト情報では5分後方からくるマスターズの面々から何処まで逃げ切れるか。周回数にも依るのですが、一時間レースなら岡本紘幸には捕まるとして、太田好政から逃れられるかですね。それより1周少なければ岡本からも逃げ切れるでしょう。明らかに強い人からじわじわ追われる立場の経験を積みましょうか。

XCO Women Masters

小林真清、綾野桂子、松井真由子、北島優子、佐復亜都奈、中村園子です。近藤さんは復帰するのかなと心を巡らせつつ、園子のカムバックがうれしいですね。ここにもエクステラナ人が2人、Full区分別1位の亜都奈と2位の園子。舞台を移しての戦いとも言えますね。ちなみにMTBのタイムは亜都奈の30分圧勝、ランは園子25分勝ち。

全日本の前哨戦。真清、桂子、真由子。としておきます。

XCO Men Masters

2022の全日本復帰に引き続きCJにも復帰の植川英治。CJ初代マスターズチャンプです。全日本は酒居、大橋尚が沈んで全体6位、50代二位。荒れたレースでタイムだけでは現状比較できず。ふっ。50代予想を荒らしに来ましたねww

60代八人目の刺客佐宗広明。3人揃わないと表彰しないクラス……という心配は全く無いですね。長く楽しめ、そして面白いスポーツの象徴的な一面ですね。なんかうれしいです。

総合は岡本紘幸、太田好政、酒居良和
30は岡本、片岡誉 
40は太田好政、小林義典、荒川大介
50は酒居良和、植川英治、大橋尚哉 
60は有持真人、増田謙一、橋本寛二

XCO Men Advance

さて、2023全日本で走る切符を手に入れる最後の大会。でなければ、全日本富士見は全日本ではなく併催のCJを走ることになります。

その2枚の切符を手に入れるのは誰か。

そろそろ上がりましょう→山崎雅典。
あとは、川崎温規が順当なところか。

XCO Men Youth

19名。相変わらずこのクラスは盛況です。

2勝野嵜然新と1勝海司。この二人の対決は今シーズン三回目。一つ上級生の然新が勝って当然という空気。と言いながら昨シーズンは一つ学年上の友太に絡んでいった然新。負けられないよね。と言うことで然新勝利としておきましょう。

二人に続く三番手の位置を確保しつつある中仙道侑毅。挑戦者の立ち位置の内に自分より強い人に挑む心を育てましょう。
逆に悠貴に侑毅に前に出られてしまった垣原弘明。そろそろ爆発してみませんか。
昨年白馬、深坂では海司の前を走っていた工藤遙真。先に開眼した海司に続くのは何時なのか。
山田駿太郎、伊藤隆盛、佐藤悠陽、北都留新羽、石川太郎あたりがこの後から先駆者達を追う。個人的には八幡浜で印象強い走りをしたネオバに注目です。

XCO Women Youth

スタートリストない。本当か?

XCO Men Challenge

福島県の木村喜久って誰ですか? 知っている人居ますか? 2008年の瀬女でMEN SPORTS で40位だったみたいなんですが、、、

初参戦13人で中にはカタカナ名前の方が二人。しかも一人は今をときめく松田賢太郎、鈴木智之のチームメイトと言って良いのか、ファムミギタジェームス。

山形の角屋晃孝という名前も何処かでお見かけした名前ですね。チャレンジに対する撮影欲マシマシです。

もちろん、予測不可能です(笑)。

明日は、車中泊せずケリエ山荘というところでお泊まりです。現地でお会いしましょうww

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