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Coupe du Japon MTB 2023 朽木(びわ湖髙島) レース展望

第二戦です。
まずは今年のコースマップ

846さんのサイトより拝借

新設セクションがど真ん中に三つ。見る側からはうれしい。現地に行く前から撮影プランが立てられる感じですね(笑)。スタート後の折り返し(①)の部分が映える様であれば、スタートの写真は全てここになるかも。

ここは菖蒲谷の様な里山ベースのコースとは違って、スキー場のゲレンデを縦横無尽に走り尽くす感じのコース。ゲレンデコースと言っても森の中に引き込んでそこそこ長いシングル区間を作っている一里野や富士見と違い、ほぼ全面ゲレンデ上の朽木は性格的に菖蒲谷と真反対とも言えます。以前に比べるとクネクネ度が増しているようなので、シクロ寄りのレイアウトづくりになっているのかもしれません。

レースはDAY 1 XCC、DAY 2 XCOの従来通り。
金曜5日
15:30- XCC 
土曜6日
9:20- Kids
10:10- 男子チャレンジ
11:00- 男子ユース・マスターズ
12:20- 男子アドバンス ・ 女子全部
13:30- 男子ジュニア 、エリート

さて、出場選手をざっと眺めて展開を予想していきましょう。

Day 1 XCC


注目は平林安里。昨年修善寺で雨中に異次元の走りを魅せた全日本チャンプが今シーズンCJ初参戦でどんな走りをみせるのか。初戦菖蒲谷XCC/XCOを制した北林力とXCC全日本チャンプ沢田時はそれぞれ別レースなので、Top 5で安里を迎え撃つは菖蒲谷2位の竹内遼と4位の宮津旭。

そして、もう一人。U23全日本チャンプの副島達海。ここ数シーズン、緒戦は何かしら問題を抱えるタツウミは、菖蒲谷を飛ばしてのホームコースでの初戦となります。U23、四年間の最年少で全日本タイトルを手にした846出身エリート2年目の彼。Proride出身の安里、お遼との対決という見方も出来ますね。

順当に行けば最初の数周でTop 5の安里、お遼、旭の3人に、タツウミを筆頭とするNext 5の若者が食らいつき、終盤に向けての絞り込まれて3人になるか、タツウミを含めての四人になるかというところでしょうか。若さでタツウミがかき回し、安里、お遼、旭が仕掛けあって、最後は安里とタツウミの一騎打ちになって846少年少女応援隊パワーでタツウミゴールとしておきましょう。

Day 2 XCO

男子エリート。

エントリー54名です。

パリ五輪の出場枠を決める年というのもあったり、UCIポイントを自己負担で取りに行かないと有利な立ち位置を確保できないというのもあったりで、有力選手が揃わない年になりそうですね。

XCC同様に注目は、全日本チャンプ安里と、U23全日本チャンプタツウミでしょう。そして、/お遼とPAX旭の四人の戦い。ここに、鈴木来人、高本亮太、山口創平のU23勢が何処まで絡めるか。松田賢太郎、竹之内悠、戸谷亮司、佐藤誠示、西山靖晃、詫間啓耀、小森亮平、門田基志あたりが、このU23と絡んでバチバチやりそうです。UCIポイント無し組ではPAX色川岳宏、山田誉史輝がかき回してきそうですね。前戦菖蒲谷で昇格の楠皓雅は大学の先輩亮太に前に連れて行ってもらいましょう。

ドラマ的には、パリ五輪への道として、アジアチャンプ北林力 vs. 全日本チャンプ平林安里の対決の構図でいきたいですよね。ということで、テレビに取り上げてもらうストリー演出含めて安里にさくっと決めてもらいましょう。

女子エリート/ジュニア/マスターズ/ユース/チャレンジ

エリートは橋口陽子、早瀨久美、竹村舞葉、加納尚子、小田恵利花の五人。陽子、舞葉、久美、尚子、恵利花としておきます。舞葉初銀か? デフ輪日本2025開催に向けて大役を仰せつかった久美の走りも注目ですね。

同時走のジュニアとユースは北都留千羽、有松鈴々菜、綱島凛々音。菖蒲谷の結果を見るに、鈴々菜、千羽が陽子の前、凛々音が舞葉の前というところでしょうか。パワーコース寄りの朽木なので千羽が鈴々菜の前もある?

マスターズは全日本、CJダブルタイトルを獲りに来ていると思われる小林真清 vs. 実は旦那様とのタイムバトル?松井真由子のタイマンマッチ。ここは全日本ジャージに免じて真清の勝ちとしましょう。

男子ジュニア

昨年CJタイトルを争った江越柾也vs.遠藤紘介。と、ユースから上がってきた安田莉央と水谷啓人。菖蒲谷の調子を見る限り紘介かな。

マチャの魅せる走りを切り取りたいのだけど、ジュニアは捕まえるのがむずいのです。今回はうららが居ないのでマチャをどう収めるかで行きますか。

男子ユース

エントリー19名。盛況〜。^^

ホームコースで悔しい思いをした音速松山海司、その菖蒲谷でユース初表彰台の中仙道侑毅、音速若手のエースは俺じゃ松井颯良の3人が有力。初参加の名前も多く、最近は個人名でググってもなかなか引っかからなくなったので戦歴不明。Kids時代から宿命の伊藤隆聖vs.南翔大も改めて見たいですね。

男子マスターズ

44名がエントリー。

60代、有持真人、増田謙一、橋本寛二の安定の3人に加えて、五味隆登、福島正明、川上弘三が登場。6名での戦いとなります。まじかっこええっす。

白石真悟が娘さんの用事で欠席(菖蒲谷のガヤ情報)、野生児吉元健太郎、弥之助蓮根……いえ、藤本弥之助も出ないので、40代菖蒲谷3位までががら空きとなります。また、50代も仙人大橋尚哉の不出場でひと席空きます。30代も走れば登壇の空席が二つ有ります。表彰台争いが面白くなりますね。

全体展望は完全優勝(CJ+全日本XCO/C/E)を続けている岡本紘幸に死角無し。2位、地球人最高位の争いは酒居良和は決まりとして、その次が誰か。小林義典が菖蒲谷でんん??だったので、松尾芳秀、有持真人が来る?。30代の片岡誉、福王寺一樹。あ、沢田時が我が栃木に来てトレーニングしているコースの開拓者・若松武史の名前がありますね。んん、ろまんちっく2時間エンデューロ3位の堺章吾の名前も見つけました。ふむふむ。50がむずいぞ。

岡本、酒居、堺のさかいx2としましょう。

全体は岡本紘幸、酒居良和、堺章吾
30(35)は岡本紘幸、片岡誉、福王寺一樹
40は堺章吾、若松武史、荒川大介、
50は酒居良和、松尾芳秀、澤田泰征 …
60は有持真人、増田謙一、橋本寛二

としておきましょう。

男子アドバンス

前戦は松山学院楠本颯太の独走を許して目立てなかったマウンテンポテトの新星?皿谷宏人。いい加減上がっておきましょう山崎雅典。菖蒲谷3位で苦杯をなめた橋本将吾。全日本エキシビションチャレンジでワンツーの片岡武、湯元健明。

皿谷、山崎、片岡としておきます。

男子チャレンジ

27名。サーーっと見て引っかかったのは浜頭恭という個人名よりAXというチームからの新たな刺客。前回は新顔で5位まで独占。今回も新顔12人。予測は不可能です。(笑)


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