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第36回全⽇本⾃転⾞競技選⼿権⼤会マウンテンバイク(XCO/XCC/EDR) 2023 観戦記 その1

富士見パノラマリゾートで開催された全日本選手権マウンテンバイク2023 。ピークが合わせられない感覚(笑)。此処二年、年末に開催されたこともあって、今年こそ本来有るべき時期に開催されているのに開催時期に違和感を感じるというのも不思議なものです。

そんな感覚も有って、前戦一里野の観戦記を書き終えたのが前日金曜朝。金曜の内に展望を書き上げられるはずもなく、現地で書き足すと開き直って栃木出立となりました。

が……。
先に書くと、現地での宿泊先がアウト。WiFi環境が存在するものの0.01Mbsという能力で、MacでこのNoteが開けず(笑)。じゃあスマホで書くかとなるもアンテナ立たずでこちらも駄目でした。
Day1分の写真アップのためにスマホのアンテナが立つところまで外出するはめとなりました。XCCはなんとかあげられたものの、EDRはFBの制限か1枚ずつのアップも出来なくなり断念。
では、Note書くかとなるも、宿泊先の門限&お風呂使用時間21:30だったため結局断念せざるを得ず、現地で展望を書き足すのも出来ずじまいとなりました。m(_ _)m

Day 1 の初EDRも苦労した割りに釣果は散々でしたので、泣きっ面に蜂の傷口に塩の状態でした。それでもきっと良いことがあるさ。で2日目。ふふ、ふふふ、雨は降ったけど湿らす程度。ふふふふふ。雨予報にまみれた二日間を泥まみれにさせなかったのは俺のおかげだと言わせてください(笑)。でないと、心が折れるぜ。

では改めてスタート。

Day 1

展望執筆に時間を取られぎりぎり0900到着を狙って栃木を出発。ああ、富士見に来るのは何時ブリなんだろうと思ったのは、R152から八ヶ岳エコーラインへの接続が変わっていたこと。想像していた以上の大変更。橋やら、土手の造成やらの大規模な工事をほとんど見る事無く、スムーズな接続が完了しておりました。思い返せば山本幸平主催のレインボーカップ2022年5月が最後の富士見。時間は移ろうものですねぇ。

現地到着0903。駐車場に入ろうとすると「選手来まーす。選手来まーす」との大合唱。なんじゃそれ、と思いつつ車を進めると、ダウンヒルっぽい様相のマウンテンバイカーが30秒くらいの間隔で駐車場を走り抜けていきます。みんなにっこにこ。

EDR Start 松本璃奈

まさかそれがEDRの選手達だとは思いもよらず、まわりの人と軽く談笑しながら撮影の準備が出来て、コースマップを確認して初めてこの駐車場がS1までのリエゾンの通り道と気づきます。
撮り始められた二人目がDH全日本チャンプの松本璃奈でございました。

この時点で9:25。撮影部隊は比較的撮りやすいS1のゴール付近に行ったであろうということと、SS1最初の選手のスタートが9:24だと知り、今から行っても間に合わないというか既に時遅し。全員撮りがモットーの私はSS3に向かうことにします。

が、富士見パノラマに来てチャリに跨がったことのない私にはマップを見ただけではSS3が何処か分かりません。駐車場を見渡してもXCの人ばかりでSS3が具体的に何処か分からないのオンパレード……と思ったらXCもDHもバリバリな末政実緒というお方が目の前に。SS3のゴールがいつものDHコースのスタートの位置だと教えてもらいます。ありがとうございます♪

以前DHの全日本を撮った時、試走時間には登ったところ。行けないことは無いでしょう。SS3のスタートは10:34で一時間あります。間に合うはずだと軽い気持ちでスタートしました。が、この後、何度後悔したでしょう(笑)。コースを脇で休み休み撮りながら登るのと、一気に目的地点まで時間制限ありで登るのとは全く違うものでした。

私が諦められなくなった理由

どうせもう間に合わない。もう戻ろう、もう戻る、戻っちまおうと挫けそうになった私を逃してくれなかったのは内野さん^^;;。と、この後小坂さん^^;;。選手はSS1からSS2への移動がゴンドラなのです。ずるい!!! ゴンドラルート下のだだっ広いゲレンデをとぼとぼとオレンジ色で登っていたので見つかりますよね(笑)。

SS3 Goalの人

死力を振り絞って10:31、SS3スタート10:34の三分前にSS3ゴールに到着。ここから下なら何度も撮った事のあるコースですが、ここから上は未開の地。あと残り三分でロケハンです。入り口のピンクのコーステープの先にストレートの狭い下りがあり、その上に5回くらい折り返す狭いつづらまで確認します。持っているカメラは雨を想定して70-200mm一本。狭いつづらは絶対無理。なので、つづら区間は諦めてゴール手前のストレートに戻り、撮り逃しの無い(一旦ピント飛ばしても復活させられる)位置に陣取ります。必死こいてここまで来たのです。全員撮りのため超安全策を取りました。

EDR Men
1位 清水一輝
2位 永田隼也
3位 宇津孝太郎

清水一輝
永田隼也 第一走者。陣取り時点で視界にいらっしゃいました^^;;
宇津孝太郎 手前側のライン走る予定だったらごめんなさい

EDR Women
1位 中川弘佳
2位 松本璃奈
3位 津曲範子

中川弘佳
松本璃奈
女子第一走者。
前走者とちょっと間が空いてカメラをレンズを下に立てていたら一面曇り
慌てて服で拭っての撮影 少し曇りが残ってます あせったーー
津曲範子

EDRの場合、カッコ良いところを中心に近づく、離れるで2カ所ずつ押さえられる18-300mmが良いなあと思います。少し暗いレンズで曇りやすいのが難点ですが、1回のチャンスでいろんな絵が作れるという意味で使い勝手の良いレンズです。新しいカメラでISOをガンガンあげられるようになったので、暗くてもそこそこ撮れそう。今回も18-300ならつづらでお出迎えしたと思います。他にカメラマンがいないEDRを撮るためにSony用のユーティリティレンズ手に入れようかなと心が動く〜〜〜。

あと、表彰台に乗る人を見る限りにおいて、DHとEDRの差が分からないというのは正直感じました。登りで足を削って下ることで総合力が試されるとか、DH専用バイクでは重くて登れないからEDR用のバイクでの争いなのだとか、その差がXCとCX程にあるのかとか。何が一番違うのかが素人には伝わってこないなぁと。DHとは違ってEDRはこういう人が強いんだよねと観客に語らせて欲しいなと思いました。
まあ、これは今回の結果を見る限りXCO/XCCにも言えることですね(笑)。ただ、こちらの方はXCCの方が時間が短く周回数も多くてCXッポイというのは見た目で分かりやすいかなと思います(笑)。

あと、全日本勝者より速かった人。

幾田悠雅

全体で三番手だった人。

土屋聖眞

女子で一番速かった人

原つばさ 男子も含め全体22位

この人達はユースです。ユースは対象外なので、全体でトップでも全日本ジャージは着られません。ううむ。EDRはエリートよりユースの方が速いという競技なのかも知れませんね。

横山海空 痛そうだったけど大丈夫だったかな

おまけ。
こんなところでも一歩間違えればというシーンは発生します。曇り空、森の中だというのにシャッタースピード1/800 ISO4000でこんな感じに撮れてしまいます。今までなら1/100のブレブレです。機材の進化は人の老化を補ってあまりあるものですね。

スマホで、QRコードを表示してからその先そのサイトに行く方法を知らず。ワキタさんのライブリザルトにたどり着けません(誰か教えて、アンドロイドです。きっと現代人はサクッとライブリザルトの画面を開きゼッケン6の後ろはDNSだとすぐに分かったんだろうな……)。ワキタさんのサイトからもなぜかこのEDRのライブリザルトへの道は絶たれていました😭。
そのため、最終走者であるはずのレジェンド?水谷有紀子を撮るべく待ち。DNSになっているとは知らず、後走が来るまで10分程待ちとなりました。ふぅ。

撮影終わってゲレンデ下るの図

手前の工場はなんだろう。→あと調べ。カゴメ富士見工場。野菜生活100の主力工場だそうな。

まじな話。もう今日一日が終わっても良いと思える疲労度(笑)。

疲労感を吹き飛ばす感動のXCCはおあずけ。

つづく。

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