Coupe du Japon MTB 2023 岩岳 観戦記 その1
前半戦4戦(4-6月)、後半戦4戦(9-10月)と綺麗に分かれた今シーズン。後半戦のスタートは岩岳。全日本選手権が1995年,1997年,1998年の3年開催され、Coupe du Japon MTBの前身J-Seriesの開幕の年2001年にカレンダーを飾って以降、全国レベルのレースが開催されてこなかった岩岳に、全国行脚するXCOライダーが22年ぶりに集まることになりました。
以下同窓会出席者(笑) 2001年J1岩岳
Elite
2位 山口孝徳 ←観戦者(笑)
7位 江下健太郎 ←Masters
10位 小笠原崇裕 ←Elite
22位 松本駿 ←Elite
23位 門田基志 ←Elite
28位 沢田雄一 ←Masters
41位 久保伸次 ←Elite
50位 澤田泰征 ←Masters
58位 叶英樹 ←Masters
73位 神谷知明 ←Elite
Expert
24位 国吉正紀 ←Elite
43位 北島篤志 ←Elite
64位 足立文夫 ←Advance(DNS)
69位 大塚将悟 ←Challenge
DNS 五味隆登 ←Masters
DNF 堺章吾 ←Masters
Sports
19位 松原正典 ←Masters
21位 植川英治 ←Masters
74位 木下聡之 ←Elite
117位 佐藤真一 ←Masters(観戦者)
DNF 畦地利哉 ←Elite
DNF 吉永誠 ←Masters(DNS)
Women Elite
11位 伊藤真里子 ←観戦者?
14位 小林真清 ←Masters(DNS)
チーフコミッセール 高橋博 ←TD
セクレタリーコミッセール 高田直子? ←PC
ざっと見てピックアップしただけで、抜け漏れ多数と思われます。俺も私もという方がいらっしゃいましたらお手上げ願います(笑)
しっかしエリートは2時間レース。エリートもエキパもスポーツも100人超え。スポーツなんて150人超えではないですか(笑)全員撮り無理無理ですね。
白馬 300km。下道区間長いので余裕見て4:30。Kidsレースが10:00ということで、9:00着を目指して4:30でっぱつ。初の岩岳行ということで新しい発見があるかなぁと思いきや、白馬は白馬。スノーハープに行く時とほとんど変わらず、ほんのちょっぴり遠くなったかな、という感じでございました。
おまけに、大学生の時に一回滑りに来たことのある八方尾根がスノーハープと岩岳の間にあるではないですか。この時初めて八方尾根が白馬のスキー場の一つと認識しました(笑)。とスキー場に関しては、西の鳥取島根、東の栃木群馬感覚なのだなと改めて過去に(夜行バスで)行ったことのあるスキー場を一通り確認し直しましたとさww。
Day 1 XCC
現着は予定通り9時すぎに到着。
コース下見がてらKids Raceの撮影
子供達のレースの撮影のコツは目線を下げること、下からあおるというより目線の高さを子供に合わせるだけ。いつもとは違う子供の見え方が写真を見る人の感性を刺激します。スクワットしながらの撮影になるので体力の限界と相談しながらになりますが(笑)
さて、Kidsレース後の試走時間に試歩しながら撮影場所と動線チェック。初コースなのでこれやっておくとプラン立てやすくなります。一周回って一目で岩岳を表すポイントとしてはここですかね。直登ではない別の意味で心をえぐる登り。このエリアにレース中は入る気がしないですが……というよりコースとコース外がはっきりしないのでビブ無しで入ってはいけない気がする場所。23個のターンがあったのだそうです。私も数えていたのですが撮りながら上がっている内に途中で分からなくなりました(笑)。ここは1周目のエリートをドローンで撮りたいですね〜。ジャージとメットはカラフルなので紅葉渋滞のいろは坂を彷彿とさせる絵が撮れそう。
しっかし暑かったです。
XCC 15:30-
XCCはCJポイントとして1位20Pが入ります。各戦のXCOのポイントに加算して、有効6戦のトータルに入るポイントとなります。次戦深坂が終わると優勝可能性のある人は10人を切り、自力優勝は三人程度に絞られると思われますが、地味に考察を難しくするXCCの付加ポイントだったりします。
スタートはここから。そのまま6:4で使うのではなく、横長のバナーのような使い方を想定してます。ま、地面前ボケ、こういう絵が好きなのですよ(笑)
地元、平林安里がホールショット。左から松田賢太郎、鈴木来人、沢田時、安里、宮津旭、山本幸平、詫間啓耀。とすらすらと言えるようになっていたら観戦初段ですね。
集団を見送って振り返ると折り返し区間。安里、来人、トキと続いていきます。
2周目。折り返しを上から撮影。ふるいに掛けるスタートダッシュの安里、食らいつくのはトキのみ。旭が折り返し一つ分離れています。来人、啓耀(たかあき)、幸平が続くも、もう安里に合流出来る距離ではなくなっています。
早々に二人に絞られ安里とトキの2人パックになるかと思っていたらトキがトップ独走状態に突入。ここで趨勢は決します。
トキ、安里、旭の前3人を追いかける4位来人。これがオート撮影の妙w。前出のトキと同じ位置から同じカメラで同じ設定で撮っていてもこれだけの差が出ます。前者は暗めの森の中で順光気味で露出がガンガン上がってます(ISO3200 1/640 +0.3ev)。後者は横から明るい光を受けて明るい所に合わせて露出が勝手に下がり(ISO500 1/640 -0.3ev)、コントラストの効いた絵になります。これを意図して撮るのがプロ、これをカメラに期待して撮るのが素人(私はここ)、何も知らずに撮るのがど素人ですね(笑)。
いつもはしない表彰。今回Top 5のうち北林力と竹内遼は海外遠征。3人居れば3人が表彰台。Top 5の時代はいつまで続く。
お泊まりはロッジ岳友荘というお宿。何を隠そうリッキーんちです。googleナビでは一般道にいったん出てトンネルくぐって細い道を左折と言われるのですが、現地に着いてみれば参戦者用駐車場に隣接しておりました。駐車場を道路とは考えないナビのアヤでございますな(笑)。いつもののりで素泊まりでしたが、夕食時、知り合いの多いお食事スペースにちょっとお邪魔。とっても美味しそう……次はお食事付きでと心に誓うのでした。
つづく。