ハプスブルク展にて思うこと
国立西洋美術館で1月26日迄開催されていた、「ハプスブルク展」。
お知り合いの方の甲冑が良かった!のtweetで、その存在を思い出し、慌ててチケット取って行ってきました。
いや、本当に甲冑の細工、良かった。
また貝で出来たシャーベットのセンターピース。
細工はカメオで、その繊細さに釘付け。
マリー・アントワネットの肖像画の淡いアイスブルーに金飾りのドレスの趣味の良さと素敵さ。
青いドレスと緑のドレスの王女マルガリータの肖像画。
薄い青のドレスの皇妃エリザベトの肖像画の美しさ。
と、ハプスブルク展、見逃さなくて良かった!
しかし、明日で終わりという1月25日に行ったからか、午前中のまぁまぁ早い時間にも関わらず、チケットを買い求める人達でチケット売り場は長蛇の列。
今、チケットぴあやe+等のプレイガイドでも買えるんですけどね…
そして、中に入れば作品を見る人達で、長蛇の列で大混雑…
日本で美術展あると、皆順路通りに回ろとして大混雑なんですけど、好きなとこから見れば良くないですか?
勉強しに来てる訳じゃないから、好きなところから、空いてるとこから観れば良いのにと思うんですよ。
1〜2時間以内に観て下さいね!と言われている訳でもないし、開館時間から閉館時間までいても問題ないし、時間制限ある訳でもないし、
出口から出ない限り、繰り返し繰り返し観れるんだし。
次の予定が!というのであれば、尚更、空いているところから観て回った方が良くないですか?
好きなところから、人が居なくなったとこから、のんびり観ればいいのにと、来る度に思う。
また絵や美術品観ないで、説明文に夢中な人とか…
美術館に来ているのに、本末転倒だと思うのですが。
必死に音声ガイド聴きながら、順番通りに周る人達見ると、絵を観に来てるのか、勉強しに来てるのか良く判らないなと。
そんなに年代や歴史が気になるのであれば、図録や本でも買った方が良いのでは?
挙句の果てには、係員に順路が判らないとか文句言ったり。
係員さん達も、順番崩しても大丈夫です、奥の方が空いてますって言ってるのに、皆様、聞く耳持たず。
まぁ、海外の美術館みたいに広いところに作品が展示してあると、順路通りに観て回ってもストレス無いですし、あそこまでだだっ広いと順路とかどうでも良くなり、好きなところから観て回るようになるのかもしれませんが。
私も海外だと、とりあえずざっと順路通り観て、チェックした作品をじっくりと再度観に行くというやり方です。
日本は展示会場が、狭いですからね…
なので、ついつい並んでしまうのかもしれません。
確かに順番を守る事は社会秩序の維持には必要だと思いますが、美術館みたいに別に順番が必要でない場所では、バラバラに自分の好きな物から、あっちウロウロ、こっちウロウロしながら観て回るの良いと思いますよ。