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小川町の魅力は、脈々と受け継がれている『ご縁』《おがわのひとインタビュー》
こんにちは!スモリバ編集部です。
埼玉県小川町の魅力的で個性豊かな「人」にフォーカスしたインタビュー記事【おがわのひと】。今回のおがわのひとは、NPO法人あかりえ代表理事、谷口さんです。
※こちらは2020年12月の記事になります。
谷口西欧(Taniguchi Seo)さん
NPO法人あかりえ代表理事
小川町に完全Uターンしたのは5年前
私は中・高校生時代を小川町で過ごし、その後は京都や東京に住んでいました。転機は3・11です。10年前に一度小川町に帰ってきて、5年前に完全に移住をしました。でも、小川町に戻ってきた理由は…実は明確ではないんです。小川町で過ごした時に感じていた、夏の草の香りや冬の澄んだ空気、都内にいる時とは違う時間の流れが記憶に残っていて、小川町っていいな、と潜在的に思っていたのだなと思います。
あとは、ご縁の力も感じています。前職は環境問題をテーマにしていた会社だったのですが、仕事として小川町で取材をしたことがありました。中・高校生時代は正直言うと地域というものに関心が薄かったのですが、サステイナビリティにおいてこんなに先進的な町だったんだ…!と働いている中で小川町の良さを改めて知ったんです。3・11を機に一度小川町に帰った際に、ふらっと入ったお店で地域のキーバーソンと知り合いになったことも大きかったと思います。その方々の畑仕事をお手伝いさせてもらうなどの繁がりがある中で、ちょうど前職を辞めたタイミングで小川町に移住をしました。今ふりかえると、ご縁の引力だったんだなと思いますね。
個性的で専門性の高いメンバーとチームで取り組める楽しさ
私は昔から、チームで取り組むことが好きなんです。今代表理事をしているあかりえも、魅力的、個性的、そして各分野に詳しいメンバーで動いていて、チームの力を改めて感じています。こんなことを言うとみんなに怒られちゃいそうだけれど(笑)、私の原点は少年探偵団のような『~ごっこ』なんですよね。何かに対して、一人の力ではなく、チームみんなの力を合わせて取り組んでいく、今まさにそういうことができていて幸せだなと感じます。それと同時に、このような力的なメンバーが集まるのは小川町にそのような土壌があるからこそだ、とも感じています。誰かに指示された訳ではない、内発的な活動や共感などから成る、先人達の積み上げてきた土壌。その土壌に自分が立たせてもらっていると思うと感動してもしきれません。今あかりえとして取り組んでいる石蔵も、地域の人が自己肯定感高くのびのびと活動できる場、人の魅力を伝える場、そしてコミュニティの支えのような存在になれたらと思っています。