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《首都圏エリア 総合部門 第5位!》2025年版 住みたい田舎ベストランキングランクインの埼玉県小川町の魅力とは。
こんにちは!スモリバ編集部です。
宝島社の月刊誌『田舎暮らしの本』において、2025年2月号で「2025年版 第13回 住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。今回はこのランキングを基に、さまざまな角度から小川町の魅力に迫りたいと思います!
■ 住みたい田舎ベストランキング
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小川町は、『首都圏エリア』(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)の【総合】、【若者世帯・単身者】、【子育て世代】、【シニア世代】の各部門でトップ10と『移住者増の人気地ベスト100』にランクインする評価をいただきました!
小川町の詳しいランキングは次のとおりです。
全国12エリア別ランキング 「首都圏エリア」
・総合部門 第5位
・若者世帯・単身者部門 第5位
・子育て世代部門 第6位
・シニア世代部門 第10位
※移住支援、交通、医療、子育て、自然環境、就業など全314項目によるアンケート調査結果による。
移住者増の人気地 ベスト100
・第99位(アンケートに回答した全国547市町村のうち)
※ここ1、2年の移住者や人口の増減などを数値化し上位100位まで発表したもの。
※アンケートには全国547市町村が参加(うち首都圏エリアは36市町村が参加)
全国547市町村が参加したいランキングで、小川町は首都圏エリア総合部門で見事第5位に輝きました!
このランキングは、各自治体が314項目ものアンケートに回答し、その結果を数値化して算出されます。アンケート項目は「こんな制度や施設があるか、こんな取組みを行っているか」といった、いわゆる小川町での住みやすさに直結する内容が中心です。
総合部門では、移住・定住支援に関する項目だけでなく、民間企業の事業環境、有機農業や酒造業の盛況ぶり、豊かな自然環境など、多岐にわたる項目が評価対象となっています。今回の受賞は、ひとえに地域で活躍する皆様、そして小川町を愛してくださる皆様のおかげです。
では、小川町の「住みたい」と思わせる魅力とは何でしょうか? 原点に立ち返り、現在の小川町の魅力について改めて探ってみました。
■ 「むすびめ」利用者に聞いてみた!
小川町駅前の、観光案内所と移住サポートセンターが併設している施設「むすびめ」。ここで活動する地域おこし協力隊の徳竹さんが生み出したのが、交流ノート「おがわとことこと。」です。
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発想は、山小屋ノート(僕の中ではそうと呼んでいる)。
山に来た人が、次の人のための注意点や思い出を書くような「あれ」です。
小川町に来た人たちが、「ここは好きな場所」とか、「あのお店のあれがおいしい」とか、「小川町産のあの野菜がおいしかった」などなど、思い出やおススメを教え合えたら素敵なだと思って。
ランキングによる事実に基づいた小川町の魅力だけでなく、小川町に来た人が感じるリアルな声もお届けしたい!ということで、「おがわとことこと。」に書いていただいた「小川町のよいところ、好きなこと」を紹介します。
小川町は森や川、牛や人間がバランス良く生きているような街だと感じ、その中に自分が入っているような気がして、今、地球に生きているな~~とすごく実感できるパワーのあるところでした。古き良き昔の文化を残しつつも、分校をリノベーションしておしゃれなカフェができたり、コワーキングスペースがあったり、前世代の残した美しい建物たちを今風にしてビジネスをしているのも時代の変化に対応していて、とても住みやすい街なのだと改めて分かったし、次は民泊などもしてみたいと思いました。
小川町初めて来たけど、風が気持ちよく、空気が美味しいです。少しづつ紅葉が見えて、素敵な埼玉県民の日になりました。山が好きなので、また来たいなと思いました。小川町最高!
小川和紙で墨象作品を作っています。久保製紙さんの手漉き和紙が好きなんです。昔と比べて色々なお店も増えて、嬉しいです。今日のランチはイタリアン!!夜はまた麦雑穀工房のビールかな。
乗り間違えてしまってたまたま降り立った小川町。そこには味わい深い町並み、美しい和紙の町が…。金木犀の香りがするこの秋に、私たちを呼び寄せてくれて、ありがとう。
小川町大好きです!食べ物がとても美味しい!食材が美味しい、安全!お米・お醤油を買いに来ました。小川町の人達もとても親切で優しい。下里のあたりは空気がきれいですね。図書館がすごい!また来ますね!!
It's good to know that organic farming is being practiced here. I hope that there are more places like this. I find the world will be a better place if more organic farms will be established! すごい。
(ここで有機農業が実践されていることを知ることができて良かったです。このような場所がもっと増えることを願っています。より多くの有機農場が設立されれば、世界はより良い場所になると思います!すごい。)
It's peaceful here, and my first impression came on a cold winter day. But the people here are warm and friendly. I hope to find out more about the organic forms here, as well as to appreciate the efforts of many here who have committed to these good farming practices. An Indonesian visitor
(ここは穏やかな場所で、私が初めて訪れたのは寒い冬の日でした。でも、この土地の人々は心の温かい、フレンドリーな方ばかりです。この地域の有機農法についてもっと深く知りたいと思います。また、このような素晴らしい農業に真摯に取り組んでいる 皆さんの努力に、心から敬意を表したいと思います。インドネシアからの訪問者より)
自然、文化、建物、有機農業、食、人… これ以上私が語るのも野暮なくらい、ノートには素敵な言葉が綴られていました。自分の住む町をこんな風に褒めてもらえるというのは、こんなに嬉しく、誇らしい気持ちになるものなのですね。「また来てほしいな。こんな魅力も知ってほしいな。」と思い、スモリバでの魅力発信にさらに力を入れて頑張ろうと、決意を新たにしたところです。
■ 小川町民に聞いてみた!
さて、ここで気になるのは、もっとリアルな小川町民の声ですよね。ここ数年のうちに移住された何名かの方に、小川町の魅力と暮らしについて聞いてみました!(※《》内はスモリバ担当のコメント)
魅力① 都心へのアクセス抜群!
・都心に近く、電車で出かけやすい。
・都心へのアクセスがしやすい田舎。
《東武東上線と八高線の2線が通っていて、 池袋まで80分。しかも、東上線は始発駅だからほぼ確実に座れるというのは大きなメリットですよね》
魅力② 暮らしやすさと安心感
・お店や自然などがコンパクトにまとまってて暮らしやすい。
・比較的災害に強いとされている。
《快適な生活する上では、魅力的な側面だけでなく、災害が起きにくいなど減点が少ないというのも大事な要素。安心して暮らせる町です。》
魅力③ 豊かな食が彩る毎日
・生産地が近く、地元の新鮮な野菜が町内のさまざまなところで手に入る。
・個人経営の飲食店も毎回迷ってしまうほど素敵なお店がたくさんある。
《有機農業が盛んなこともあり、本当に食が豊か。新鮮な野菜を使った家庭料理も、こだわりのある飲食店での外食も、どちらも楽しむことができるのは代えがたい魅力です。》
魅力④ 魅力的な人々が集う場所
・さまざまな分野で前向きに活動している人が集まっている。
・若年層も活動していてエネルギッシュ。
・面白い(クセのある)人が多い。
・人と人との心理的な距離が近い。大人も子供も。
《魅力的な場所には魅力的な人が集まり、そのもとには魅力的な人が集まってくるんですよね。小川町はまさに「類は友を呼ぶ」がぴったりな町。かくいう私も人の魅力に惹かれて小川町にやってきた一人です。》
魅力⑤ 伝統と革新が織りなす魅力
・地勢的に生まれた歴史文化の背景の上に、有機農業も新たな起点として育まれてきた現在の人たちの活動が、小さな盆地の町で渦巻いてる。
《これはスモリバを4年間運営して、多くの小川町の魅力に触れてきた木谷さんが感じている小川町の魅力です。伝統と革新が融合、活気あふれる人など、各々の解釈で感じ取ってください。》
観光で訪れた方々と小川町民の方々、それぞれの視点から見た小川町の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?町外の方には「行ってみたいな」と、町内の方には「こんな小川町の魅力もあったのか」と思っていただけたら嬉しいです。
スモリバでは今後も、小川町の魅力を幅広く発信していきます。ぜひ楽しみご覧いただけると幸いです。次回以降もスモリバをお楽しみに!
■ 観光・移住について
▼ 観光協会HPはこちら
http://www.kankou-ogawa.com/
▼ 移住に関する情報はこちら
https://www.town.ogawa.saitama.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/iju_teiju/2622.html
編集:鈴木 林夏子(地域おこし協力隊)