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令和6年度着任!私たちが埼玉県小川町へ飛び込んだ理由《地域おこし協力隊 対談企画 part.1》

令和6年度に着任した3人の埼玉県小川町地域おこし協力隊による対談企画をお届けします。part.1のテーマは「私たちがおがわまちへ飛び込んだ理由」です。ぜひご覧ください!


◆プロフィール

ユイ(2024年4月着任・23歳・愛称:ユイちゃん)
アツシ(2024年9月着任・30歳・愛称:アツシくん)
リカコ(2024年9月着任・29歳・愛称:リッちゃん)


リカコ )では、自己紹介と活動内容について順に話していきましょう。まず、着任が早い順にユイちゃんからお願いします。

ユイ ) はい!初めまして。宮原 唯衣(ミヤハラ ユイ)です。私は今年4月から地域おこし協力隊に入りました。活動内容としては地域の活性化を目的に、旧上野台中学校、まちのキャンパスUECHUの活用を行っています。東小川を中心に町のイベント企画を行ったり、現在は主に広報担当をしています。

リカコ )ありがとうございます!次は、同じくUECHUで活動しているアツシくん、お願いします。

アツシ )小田切 敦史(オダギリ アツシ)です。活動内容は何て言えばいいのか、一言では説明しづらいんだよね。リッちゃんの「スモリバ担当」みたいな、これ担当してます!っていう明確なものがなくて。分かりやすく言うと、「UECHUを舞台に東小川住民の方たちの、憩いの場所になるようなイベントの企画をしています!」って感じかな。

リカコ )憩いの場所!素敵な響きだね。

アツシ )UECHUで面白いことやってるから行ってみようかなって、住民の人から思ってもらえるような企画をしています。最近だと、食べられるけど捨てられてしまう野菜を農家さんに提供していただいて、「0円食堂」という企画をやってみたりしてるよ。

リカコ )0円食堂は面白い取り組みだよね。ありがとうございます。私は鈴木 林夏子(スズキ リカコ)です。活動内容としては、スモリバを通して小川町の魅力を発信することと、若者未来会議の事務局を務めています。よろしくお願いします!

では、今回は小川町の地域おこし協力隊になった理由を話していきましょう。ユイちゃんはどうして小川町に?

ユイ )私はそもそも小川町の東小川の出身で、20年間小川町で過ごしてたんですよね。で、地域おこし協力隊に興味があったというよりも、旧上野台中学校(UECHU)の廃校活用にもともと興味があったんです。前職では横浜で働いていたんですけど、祖父の体調不良と私が体調を崩したことが重なって、一旦仕事を辞めようかっていうタイミングに、ちょうどUECHUで活動できる地域おこし協力隊の募集があって、やってみよう!と思ったのがきっかけです。

アツシ ) ユイちゃんは旧上野台中学校の出身ではなかったんだよね?

ユイ )そうですね。私は出身じゃないんですけど、兄と姉が旧上野台中学校の出身で、体育祭などで訪れたことはありました。そこが閉校すると聞いたときは小学生ながらにちょっとショックでしたね。

アツシ )確かにショックだよね。お兄ちゃんとお姉ちゃんが通ってる学校に、自分は通えないのか~という残念な気持ちがあったと。

リカコ )でも、だからこそ逆に興味が湧いたという感じなんだね。では続いて、アツシくんお願いします。

アツシ )自分はもともと鍼灸師をしていて、お客さんがこの鍼灸に治療に来ることになる前にできることないかなって考えてたんだよね。普通は病気になったり怪我をしてから、治療することが多いと思うんだけど、病気にならないような社会的な取り組みをまちづくりを通してやってみたいと思ったっていうのがまず1つ。あとは、食べることもご飯を作ることも好きなので、小川町は有機農家さんがいて、それを直接手に入れることができて、農を身近に感じられる環境が魅力的で。次のステップ行きたいなって時に、ちょうど小川町が地域おこし協力隊を募集していたので、チャレンジしてみたっていうのが応募のときに書いた理由かな。

リカコ )応募のときに書いたってことは、それ以外にも考えている理由があるんですか?

アツシ ) 実際に今後も力を入れてやりたいなと思うのは企画作りかな。自分が鍼灸師で活動していた時も、結構色んなイベントをやっていたんだよね。さまざまな人と協力しながら0から1を作るっていう過程がすごく面白くて。それをまちづくりなら、もっと企画できるチャンスも増えるだろうし、規模も大きくなるだろうし。そういうことトータルで協力隊に魅力を感じて、応募したっていうのがありますね。

ユイ )なるほど。鍼灸師として活動してる時から、イベントを企画していたんですね。

アツシ )そう。例えば、サウナをアウトドアで楽しめるイベントが流行ってるんだけど、それと鍼灸を組み合わせたイベントとか。

リカコ )そういったイベント企画を通して、小川町の人と出会ったんだっけ?

アツシ )出会いはちょっと違うんだよね。鍼灸師として活動しているときに、東京のレンタルサロンみたいな場所を借りたの。そこにはシェアキッチンもあって、仕事終わりに見てみたらカレーを作ってるワークショップがやってて、面白そうで飛び込みで参加してみて。そこで「田舎移住したいんですよ」みたいなことをポロっと言ったら、小川町でカレーやってる人と一緒にコラボイベントやるんだけど、よかったら来ない?って誘ってもらって、そのイベントでお会いしたのが代々木原シゲルさん(強い女のオーナーさん)なんだよね。

リカコ )すごい巡り合わせ!やっぱり言葉にすることって本当に大事だね。とりあえず言ってみると、何かヒントやきっかけがもらえるというか。

アツシ )言ってなかったら紹介してもらえなかったと思うしね。リッちゃんはどうして小川町の地域おこし協力隊になったの?

リカコ )私は前職から小川町とは繋がりがあって、研修で農作業したり、Ogawa Organic Fesに出店したり、色んなイベントに参加させてもらって、ずっと身近な存在ではあって。小川町の時の流れが好きで、ここに来ると心からリフレッシュできたんだよね。特にコロナ期間は一人暮らしで在宅勤務だったから、人にもなかなか会えずに気分落ち込んじゃってさ。

アツシ )人に会えないとネガティブになるよね。

リカコ )そうそう。そんな時に、農作業なら密にはならないから!と、ちょこちょこ呼んでもらって、その時間が自分の中で支えになったっていうのがあって。忙しい都会での生活も楽しいんだけど、もし辛いと思ってる人がいたら小川町に来てほしいと思ってる。自分が助けられた分、誰かにもリフレッシュできる体験や空間を提供したいなっていうのがあるかな。小川町は人もあったかいしね。

で、小川町に来た理由としてはそうなんだけど、地域おこし協力隊になったことにはとても運命を感じていて。もともと地域おこし協力隊自体を知らなかったんだけど、移住と協力隊募集のタイミングがドンピシャで、その募集内容も私がやりたいと思っていた、いわゆる町の広報「スモリバ」で。生意気にも「これしかない!私のための仕事だ!」なんて感じたよ(笑)小川町には地域おこし協力隊をはじめ、同世代でも色んな想いを持ってる人が多いから、一緒になにかを生み出せたらなと思ってる。とりあえず今はなんでもやってみたいかな。

ユイ ) この人とこんなことやってみたい!っていう具体的なイメージはあるんですか?

リカコ )正直まだ深く知らないから、まずは皆さんのことをじっくり知っていきたいかな。そして、同時に自分の好きなこと、得意なこととかも知ってもらって、友達や仲間を増やしていきたいと思ってる!実は結構人の目を気にするタイプなので、自分からはなかなか入り込んでいけないんだけど…

アツシ )確かに、特に初めのうちは誘ってもらえると嬉しいよね!

リカコ ) そう!こちらをご覧の皆さん、ぜひお誘いいただけると嬉しいです(笑)


対談企画 part 2へ続く・・・


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