見出し画像

スターマン

2年くらい好きだった男の子。
なんとなく見返してみたアーカイブに2年分の色んな感情が乗っていて凄く愛おしくなった。


19から21にかけてすごく、すごく一生懸命だったな
どれだけ泣いても一緒に居れたらそれで良かった。


2人で散歩する時間が好きだった。
なんとなく口ずさんだメロディをフルコーラスで一緒に歌ってくれる
次は??って聞いてくれる

楽しくて仕方ないのに、でもべつにわたしのものではなくて。

人の欲望というのは尽きないものです。
これでいいかと思える瞬間なんて本当は一瞬もない。
本当は欲しくて欲しくてたまらなかった。
でも、そんなこといつでも言えるほど我儘にもなり切れなくて



今となってはもう、その時の自分のことを思うと胸の当たりが少しギュッとなって、でも温かくなるようなそんな気持ちになった。

過去にしていく、記憶をフィルムに保存するようなこと。
 

あの時の痛さはもう確かな質感として感じることはできないけれど、写真や言葉が、それに近い形で思い出させてくれる。わたしはそれにすごく凄く感謝する。


同じことを繰り返しているのかな。と思う時もあるけれど、それでいいんだとも思うし、


また別の人を、あの頃とは別のわたしで、熱烈に求めている今を、自分自身を、何となく可愛いなと思う。



愚かだね〜。愚かすぎて愛おしい。


スターマンという曲を書いた。
あの恋を、形に残しておきたかったから。


恋の終わりと始まりが同じ場所にあった話。
そういう風にわたしはいつも恋愛を消化する。


この恋はどこまで一緒に居てくれるかな







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?