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第15回立川流マゴデシ寄席20180317

つる…談洲

短命…がじら

台本問題…吉笑

厩火事…志の太郎

安兵衛狐…志ら門

夢金…こしら

井戸の茶碗…寸志

 上野広小路亭にて。先月もちょうど17日(土)に行われていて、その時は出演者全員志らく一門で、一門会みたいになってるね、と言っていたのだが、志らのさんがアニキ面をしていて、いい感じで面白かった。いびきをかいてる人とか。あと、らく人さんがステキだった。

 談洲さん、おもしろかった。「だんしゅう」さんて読むのかと思ったら、「だんす」さんだった。でもまだつい「だんしゅう」さんって言ってしまう。また聴きたい。がじらさん、最後でやられた。劇団よりの人なのかな。吉笑さん、やっぱりこの人すきだ、と確信。噺の醸し出してる空気がなんともいえない。気がつくとワケのわからない空間に移動させられてた、みたいな。そのワケのわからない感じが、たまらなくおかしい。ずっとこちょこちょされてる感じのやつ。6月のあたま山の、いきたいな。志の太郎さん、だいぶん前に晴の輔さんの会での、開口一番の湯屋番が印象にのこってる。この人のやる女の人が妙に色っぽいと思うのだが、私だけだろうか。志ら門さん。前回のマゴデシ寄席で、二ツ目トライアルの歌の練習?とかもしていたので、今回もなんかやるのかなぁと思っていたのだけれど、そういうのはなかった。そりゃあそうか。私はこしらさんの噺を聴いていると、たとえそれが初めて聴く噺でも、え?ってなって、さらに、えぇ?ってなってるうちに、知らないところへ来てた、みたいになるんだけど、今回は特にそれが強かった。キャベツと農夫とひつじ(最後はちがったかも)ってなんだろう、と思ってGoogle先生にきいてみたら、川渡り問題というのっぽい。勉強になった。若い人たちがさんざんやった後にくると、なんだかんだ言ってもやっぱりキャリア20年以上の安定の芸なんだな、と思った。さすが。そしてトリの寸志さん、こんな人がいたなんて。もっと早く出会いたかったよ。全体的にステキだったので、また聴きたい。またすきな人が増えてしまって、こまったよ。マゴデシ寄席は、たのしい。

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