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グリーンホール八起寄席20180716
第130回 14:00開演
滝川鯉佐久…たぬき
立川こはる…天災
滝川鯉橋…質屋蔵
仲入り
コント青年団
三遊亭愛楽…薮入り
今回もこはるさんがお目当て。5年ぶりとのこと。私がこはるさんをはじめて見たのが、このグリーンホール八起寄席だった。ということは、もうあれから5年なのかと感慨深い。実は私が落語を自らすすんで見にいくようになったきっかけというのは、この5年前のグリーンホールの八起寄席だった。しかもこの時、こはるさんを見て落語ってこんなに面白いのか、と気がついたことが始まりなのだ。そのときの感想を少し思い返してみると、まずは「こはる」というめくりを見て、女性だな、と思った。あたりまえといえば、あたりまえなのだが、この「女性」という先入観をあらかじめ自分の中にもつ、ということが重要で、彼女は女性性をあえて捨てることによって、キャラを立てることに成功している、とか説明するとなんかすごいつまんないのだが、とにかくそこの部分をひと言で説明しようとすると、ギャップ萌え、とかそういう感じの言葉が今のところはしっくりくるような気がする。
ギャップ萌えでキャラが立ちすぎている演者のつらいところは、そこから抜け出すのが非常に難しくなってくるということに尽きると思うのだが、裏を返せば、それはつかみとしては最強のアイテムであることも確かだ。まずはつかみで大成功。これからどんな噺家さんになっていくのか、とても楽しみな方なのである。
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