三鷹天命反転住宅
三鷹にカラフルでおかしなマンションが建っている、というのをネットを見つけ行ってみました。電車ではちょっと不便な場所だったので、比較的うちから近い場所でもありバイクで行ってみたんですが、東八道路沿いに忽然と佇む姿はなかなかシュールな光景でした。
このおかしな建物を建てたのは世界的アーティスト荒川修作と、妻で詩人のマドリン・ギンズなのだそう。「死なないための住宅」というテーマもあるそうで。定期的に見学会も行われているようです。
まずはM10-Pで
近距離で建物を撮影するということをうっかり忘れ、いつものM10-PにつけっぱなしのSummilux50mmF1.4で現地に到着。歩道がそこまで広くもない場所で全景を撮ることは早々にあきらめ、印象的な部分を切り取るように撮影してみました。
持っててよかったMINOLTA TC-1
替えのレンズは持ってなかったのですが、サブカメラとしてMINOLTA TC-1を持っていたのでそちらでも撮影をしてみました。こちらは焦点距離28mm。だいぶ広角なのでおおよその全景を撮ることができました。フィルムはFUJICOLOR C200。
広角だと手前に駐輪場や道路標識、電柱などがあったりして情報過多になるので、50mmのほうがよかった気もしますね。
たまに真緑や真黄色に塗られた家を見ることはありますけど、ここまで多色使いの家を見ることはまずありません。初見は変な笑いがこみ上げてくること必至ですが、撮影中通り過ぎる近所のおばちゃんは意にも介さない感じで、あんなに派手なのに近所ではすっかり驚くべくもないただの風景であることが妙におかしく、慣れとはおそろしいなと思ったものでした。
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