銀座から築地【Leica IIIF編】
銀座から築地までぶらぶら歩いて撮影散歩してきました。どちらの街も近いのに全く景色が違うので撮りがいがあります。今回はフィルムカメラを3台持っていきました。次はオーバーホールしたばかりのLeica IIIF編です。レンズはSummitar50mmF2、フィルムはFUJICOLOR C200を装填していました。
半世紀以上前のカメラ
半世紀以上前のカメラなので当然ですがフルマニュアル。いかにも古臭いカメラですが質感もよく、モノとしての完成度は高いと思います。フィルムの装填やピント合わせにクセがありますので、慣れるまではちょっと難しいかも。でもそんなめんどくさいカメラだけど、機械を操作してる感を味わえて楽しいカメラです。
デジタルのM型では真似できない、沈胴レンズを沈胴させて持ち運べるのも良いですね。バッグにちょっとでもコンパクトに収納できるのは便利。
シリアルから調べてみると、このIIIFは68年前に製造されたものだそう。なんとうちの母と同い年。母も元気ですが、IIIFもオーバーホールして元気に生まれ変わりました。ネットで安く買った当初はピンホールだらけでしたけど…。
Leica IIIF作例
では撮影した写真をいくつか。Summitarはクセもなく使いやすいレンズ。某店で難有品だったんですけど全然大丈夫でした。現代のレンズよりはコントラスト弱めですが、これはこれで雰囲気あって好き。
M型ライカに比べて不便なこともありますが、M型よりも操作してる感がさらに満載で、そこを楽しめる人にはハマるカメラだなと思います。オーバーホールしとけばあとさらに半世紀は動くんじゃないでしょうか。まあそのころには自分をまずオーバーホールしなきゃいけないでしょうけどね…。
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