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大原美術館
昨年10月に岡山に行ってきました。その際、倉敷にも行ったのだけど、行く前から名前を知ってて楽しみにしてた「大原美術館」。
神殿のような建物、1930年(昭和5年)の開館時のものだそうで、この力の入れ具合の印象通り、絵画も本物がそろっています。大原孫三郎の支援で渡欧した児島虎次郎が、美術作品の収集と公開を提言し、モネやマティスから直接購入した作品もあるとか。
入館料は2千円ですが、この金額でこれだけのものを見られること自体ありがたいことですし、今後も作品を保護、保管しつつ、一般の人にも公開できる体制を維持してもらうためにも必要と思いました。倉敷美観地区にあり、街歩きとともに楽しめるので、多くの人に見てもらって楽しんでもらいたい。そして美術館もずっとそこに今までと同じようにあって欲しいものです。分館は工事で休館中ですが、工芸・東洋館もあるので、1~2時間は見込んで訪問することをお勧めします。丁寧に観たらもっとかかるかも。