「グッド・ウィル・ハンティング」を観た

公開当時、気になっていたけど、気になった映画を全部観るほどには、余裕も無く、いや、お小遣い全部つぎ込めば観れたかも、だけど、やっぱり映画は贅沢品。

で、結局観たのは昨日。

この映画の良さを全部理解できたかは自分でも自信が無い。特になにか大きな出来事があって、劇的に主人公が変わるわけではない。大きな出来事、というより、根気強く、というか、心を寄せてかかわってくれる人たちが、少しずつ、ほんとに少しずつ、扉を開けるというか、壁をとかしていくというか、そんな感じ。

他人とかかわることを怖れて、だけど求めて、だけど拒絶して、みたいな彼にそれでもなお手を差し伸べ続ける周りの人たち。優しいけど、優しいだけじゃなくて自分の痛みを抱えながら、それでも。

ラストの決断は、私はすごく賛成で、よかった。彼女とは別れないで欲しかったから。あれだけの才能があれば、就職はまぁ、いつでもできるでしょ(と2024年だから余計そう思う。新卒どうのこうの、より才能だよなぁ)。
それより、あの車で、西海岸までたどり着けるかのほうが、ちょっと心配。そこまで持つかなぁ(笑)?

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