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雨の下の水やり。
★写真は苺の苗ちゃん達。
義父母と一緒に暮らしていた時は庭の畑の作付けのお手伝いとかも
素人なりにですが参加していました。空がゴロゴロ言い始めて、今にも雨が降り出しそうな空模様の時に義父が畑に水やりをするので、
いや、時にはポツポツと雨が降っているのに水やりをするので、なんかの冗談かコントのつもりなのか、と思ってニヤニヤ眺めていました。
今年、自分の夏の庭に苗を自分の責任でで植え付けてみて
義父の気持ちがやっと分かってきました。
カッパドキアの日差しは強烈で晴れると、カラカラに空気も土も乾かしてしまいます。植え付けたばかりの頃の苗はまだ新しい土に根を張り切れずにいて、花瓶に生けた花のように水が必要です。
一昨日のnoteでも書きましたが、水が足りなくなるとすぐさまシオシオノパーになってしまいます。
カッパドキアの初夏の天気は気まぐれで、パラパラっと雨が降ってもすぐに止んでしまったり、大して降らなさそうな雲なのにいきなり土砂降りになったりします。
今日も、午前中から、うっすらと雷鳴が轟いていました。
夏の庭に雨が降ってくれたら行かなくても済みんだけどな、とは思っていました。
今朝は、朝から牛乳を沸騰させて消毒してから、ちょうど良い温度になるまで待ってヨーグルトを仕込んで
慌ててシャワーを浴びてから今日から再開したヨガ教室に行って、帰って来てからヨーグルトの発酵止めをして朝出しっぱなしだった家事を片付けてから、火曜日恒例の自分のおじゃぴぃトルコ旅の相談チャンネルZOOMミーティングに参加して
次のZOOMミーティングまでの2時間でバタバタと夏の庭のへ水やりに赴きました。
相変わらず空はゴロゴロと鳴いていますが、雨が降るんだか降らないんだかはっきりしません。
夏の庭の水タンクの排水口が詰まっているのか水が出て来なくて、コンテナの上に上ったり下りたり(梯子を忘れたので、車をコンテナに横づけして車のボンネットによじ登ってコンテナの天井に這い上がりました。)時間がないので焦って汗びっしょりになってしまいました。
次のZOOMミーティングまでに、息子くんの夕飯をどこかで買って帰って
PC前にスタンバらなくてはなりません。
雨が降るなら、水撒きもいらない作業です。
空を見上げて思案します。
ああ、もう!
考えてる時間が無駄だわい!
井戸のポンプに直接ホースを繋げて、無理矢理水撒きを始めました。
水撒きを始めたところで、空からポツポツと雨が降ってきました。
それでも、すぐに止んでしまうかもしれません。
雨に濡れながら水やりを続行します。
ああ、あの義父の姿を思い出しました。
ニヤニヤ眺めていた自分のことも思い出しました。
無知な素人って罪だわー。
結局、水撒きが終わる前に雨も止んでしまって虹が出ました。
水やりをお空に任せていたらか弱い苗諸君は明日まで生きていられなかったかもしれません。雨の下で水やり、必要な作業でございました。
バタバタと忙しい一日だったけど、出向いて行って良かった。♥
世の中には一見莫迦馬鹿しく見えることでも
ちゃんと意味があることもあるのだよ。
と、昔の自分に伝えたい。
全ての友人たちに健康と幸運を!