真夜中の冒険。
★写真は記事とあんまり関係ありません。
銅製のコップで飲む水が美味しい、とカッパドキアの先人達が言うので
我が家は長らく、素焼きの壺を水差しに、銅製のコップを使って水を飲んでいる。やっぱ美味しい気がする。
コロナ陽性疑いで自主隔離中の毎日を日記代わりにnoteに綴っています。
間もなく3週間目も終わります。
なんだか閉じ籠り生活が板についてきました。
のんべんだらりとした一日に、時々、Zoomミーティングやフェイスブックでのやり取りや、kindleで購入した本を読んだり、ネットフリックスで映画を観たり、YouTube動画を観たりします。
家の外に行く理由ってなんだったっけ?
みたいな気分になります。
それなりの買い物をオンラインショップでする技もメキメキ向上しました。
カッパドキアの田舎に住んでいても
有名ブランドのものや、ワールドメーカーのものが
車で20分くらい行けば大きなショッピングモールがあって買う事が出来ました。
それ以外の「どこでも手に入るもの」と
真反対に「この田舎じゃなきゃ手に入らないもの」は
出来るだけ、地元の町で買うようにしていました。
お金が地元で廻って欲しいからです。
今回、3週間も家に籠っているうちに
たまたま、普段使いの保湿クリームが切れてしまいました。
いつもは車で5分の地元の町まで出て行って
ちょっとオネエなオッサン兄弟二人がやっている、いつもの地元の化粧品店で買っていたものです。
それを買うついでに爪切りやシャンプーだののサニタリー系のグッズの買い物も済ませていました。
ちょっとオネエなオッサン兄弟との世間話を挟みながら
いつもちょっとおまけしてくれたりするので、つい少し余計な買い物をしてしまっていました。でも、気分の良い買い物の時間でした。
さて、こんな折りですので
さくっと、トルコ最大手のオンラインショップで、切れた保湿クリームを購入しました。
お店で買うよりやや安く買えましたが、そう言う事じゃないんですよね。
お金が地元に落ちるのと同時に、ちょっとしたおまけやセール情報や世間話が手に入る、オネエなオッサン達との時間に価値があったのに。
まあ、詮無いことです。
早く、屈託なく地元商店で買い物が出来る様になるといいですね。
ここ三日ほど、咳がほとんど出ません。
咳払い程度の咳が出ても、肺や気管支に響く痛みがありません。
喉の痛みも消えました。
三日続いているので
今回は、少し喜んでも良い気がします。
症状が消えても
最低2週間は誰にも会わないようにしないとなりません。
でも、カウントダウンを始められそうな気もしてきてアガります。
1週間
ゴミ捨てにも行きませんでした。
そろそろ生ごみの臭いも気になります。
と、言うことで
草木も眠る丑三つ時。
フード付きのヤッケに、マスクに、医療用手袋をした亡霊の様な姿で
家のはす向かい50m先にあるゴミコンテナまでゴミを捨てに往復してきました。
アパートの共有扉のドアノブは肘で下げて肩で押して開けます。
敷地の出入り口に鉄扉は把手以外の柵部分を使って開けました。
50m程度の往復でしたが
3週間ぶりの外出に
なんだか、ちょっとした冒険をした気分です。
明日も平和な一日になりますように。
全ての友人たちに健康と幸運を!