行ってきました。コロナテスト。
★写真はテスト順番待ち中に撮った書類諸々。
3月下旬から、体調不良で自主隔離を続けて既に6週間目に入りました。
未だ咳と胸痛が続いているものの
寝込むほどではないので、4週目からはマスク&手袋着用で
ひと様との共有部分には触らない様に、かつソーシャルディスタンスに気を付けながら食料の買い物程度と自分の夏の庭には出かけていました。
このまま完全に咳が止まるまで、静かに過ごすつもりでしたが
ここにきて、歯の状態が悪くなりまして
どうしても歯科受診をする必要が出てきました。
感染者かそうじゃないのか、あやふやなまま歯科受診は出来ません。
と、言うことで、今日、地元の国立病院に行ってコロナテストを受けてきました。保健省に問い合わせると、自宅往復送迎付きのテストしかない、と言う回答ですが、直に行ったらちゃんとテスト受け付けていました。
おそらく、皆が勝手に押しかけるのを防ぐために公表していないものの、行けば普通に受け入れている、と言うことのようでした。
国立病院の救急窓口が受付でした。
救急車送迎付きのテスト被験者が何人か送迎されてきていました。
そのまま入り口に入ると、ロープを張って係官や他の被験者との距離を作って順番を待ちます。
自分のIDナンバーを言うと、受付証のシールを渡されます。
これはトルコの普通に病院受診と同じシステムでした。
そのまま被験者が控えるベッドが並ぶ部屋に案内されて順番を待ちます。
ベッドは都合14床用意されていましたが、だいたい5つで用は足りるらしく
手前の5床がとっかえひっかえ使われていました。
ベッドの上は使い捨てのポリエチレンシートが掛けられていて、被験者が替わるごとに取り換えられる様になっていました。
フロアのスタッフもドクターも防護服とエプロン状の上着と手袋をしていて
それも被験者ごとに随時取り換えているようでした。
その防護服や透明なお面やらの衣服が変わっているものの、スタッフはいつものトルコの看護師さん達仕様で、軽口にも気軽に付き合ってくれて
かなり和やかな雰囲気でした。
あれです、空気感としては献血しに行った時みたいな感じです。
ドクターが順番に問診をしてから、粘膜のテストだけかMRIの撮影もするか決めていきます。
私はまだ咳が少し残っている、と言ったので、MRIも撮ることになりました。
お年寄りが主に救急車で送迎されて来ていました。
他の病気があって受診したくても、まずこちらのテストが先ね、と言って案内されてきている様でした。検査の問診ついでに簡単な診察もやっちゃってる感がトルコのドクターっぽくて良い感じでした。お年寄りにしたらドクターは皆ドクターなんで、とりあえず全部言わないとおれないんですわね。
若い女性の先生でしたが、それをよく分かっていて、丁寧に相手をしているのが聞いていて他の被験者もほっこりさせてくれました。
検査結果は2、3日中に保健省のe-政府のからお知らせがくるそうです。
検査が終わって、書面にサインをさせられます。
曰く、陽性の結果がでたら、自宅から2週間外出禁止。
守らなかった場合は最大3,150リラ(日本円で4万5千円超)の罰金が科されることがある、と書いてあります。
隔離期間中は随時地元の保健所から健康状態の確認の電話が入るそうです。
それを承諾した趣旨の言葉を書いてサインします。
で、終了。(賞味1時間弱でした。)
救急車で来た人は同じ救急車で自宅まで送られていきます。
公共交通機関は使えないので、車があるかどうか尋ねられます。
私は自分の車で来た、と言ったらそのまま解散になりました。
さあて、結果はどうでるでしょうか?
陽性だとまた2週間完全隔離に再突入です。
くわばらくわばら。
全ての友人たちに健康と幸運を!