海のような人に
今日蔦屋書店に行って、永井玲衣さんの『水中の哲学者たち』を読み直していた。やっぱりとても素敵だった。
そして最近読んだこちらもとても感動した。BossBさんの『宇宙思考』。人として大切にしたいことを明文化してくれて、しかも宇宙の視点で論理的に説明してくれていて、圧巻。こんな内容を書ける人がこの世の中にいるなんて嬉しい。
宇宙といえば、今日会った友達が、「太陽みたいな存在になりたい」と言っていた。太陽は、自分で自分のエネルギーを作り出している恒星。熱いエネルギーの塊。太陽があるから他の星が光って見える。熱いだけじゃなく、暖かさもあり、人が安心したり支えられる。太陽の特徴を挙げながら考えていると、目指さなくてももうその子が「太陽」みたいな存在であるように感じたから不思議。
そういえば昔、福岡の友達と鎌倉を一緒に散歩していたとき、その子は「空になりたい」と言っていた。その理由は、どこにいても空は見えるから。どこにいても包まれ、包み込む存在になりたいと。その時も、もうこの子は「空」みたいになっているなと感じたことを思い出した。
人にはそれぞれその人の色があって、俯瞰してみるとそれが役割になる。良くも悪くも、優劣もない。そんな風に目の前の人を思い関わることができたらどんなに素敵だろう。
自分はどうだろうかと考えたとき
海のような人になりたいな、と思った。
広くて、大きくて、深くて、憧れる
最初の命が生まれた場所
海で世界中が繋がっている
たまらなく海を見たいときがあって
見るとどうしようもなく安心してしまう
素直になれて気づいたら泣いていたり
深呼吸して笑顔になれたり
たまには船を出して、ドキドキの冒険にだって出れる
心に大きな海を持ちながら
その海を私が信頼して
張り切って航海して
たまにはぷかぷか浮いて
明日からも生きていこう。