やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。・読書記録
「はじめに」から爆笑
さて、これ読もう(ペラっ)
(ふむふむ。)(´-ω-`)…( *´艸`)ぷぷ
(:▽;)ヒィー!
と顔面が七変化するほど、冒頭から心を鷲掴みにされました。
さすが、コピーライター!人の心を掴むのがうまい。
著者の梅田悟司さんはジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」を書いた方です。
これは家事か?いや、家事だな。
読み進めていくと、「これは家事か?」と思うようなものもあります。これは本人が気を付けることによって回避できることじゃね?と思う部分もあれど、よくよく考えてみると家の事だし、本人のおっちょこちょいも含めても家事だな!という結論に達しました。
家事とは、掃除・洗濯・料理・買い物だけではない。
掃除(ルンバをかける)を例に挙げてみると
・掃除をするために床のものをどかす
・ルンバに溜まったゴミを捨てる
・各ブラシにからまった髪の毛や糸くずを取り除く
・迷ったルンバ、座礁して止まったルンバを助け再起動する。
・充電ドックまで行きつかなかったルンバを探す
・うっかり巻き込まれて断線した携帯のケーブルを買いに行く
・破損した部品の取り換え、メンテナンス
・足りない部品の注文
・各部屋の住人に「ルンバかけるから片付けてね!」のアナウンス
・経年劣化した弱点を補う。
・転落した時に行う回収組み立て
・充電ドック周辺(掃除してもらえないエリア)の掃除
まだまだありそう(;´Д`)
これにプラスして
親としての家事、妻としての家事、嫁としての家事もあります。
そりゃ、終わりません。
完璧になんてできません。
ましてや一人で全部行うなんて無理、
ついでに言うとこれ無償ですから!!
命名してみた、名もなき家事。
ほかには
朝みんなが出かけた後に各部屋の消し忘れられている豆電球(常夜灯)を消して回る家事。(命名:毎朝出動の最後の砦)
朝みんなが出かけた後に誰もいない各部屋で稼働しているエアコンを消して回る家事。(命名:つけたら消すは基本のきの番人)
キッチンテーブルの上に放置された飲み終わったペットボトルのラベルをはがし分別する家事(命名:つめの甘さの尻ぬぐい)
数かぎりない、家事の守備範囲半端ない。
まとめ
著者の方も言っています。
この本をきっかけに家事を分担したり、完璧にやらなくてもいいやと心が軽くなったら幸せです。
本当にその通り。家事に終わりはない。ぼちぼち楽しみながら、生活に困らない範囲で、やろう。いや、やらなくてもいいよ(笑)
私に爆笑をあたえてくれたこの本に感謝。