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みなに幸あれ 映画感想 ホラーではなかった

祖父母の家へ行く主人公 他の家族は後から来る
祖父母の家では妙な物音がしている
その部屋を確かめようとすると祖父母に見張られて入ることが出来ない
久し振りの地域を散歩する主人公
幼馴染と再会し、会話をするが祖父母にもう話をするなと言われる
何か隠されている空気の中、物音の正体が明かされる


ホラーっぽいのは序盤だけだった

社会風刺の映画でした

「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」
公式サイトに載っている言葉を映画化した
途中、祖母の○○とか、叔母の○とか、なにこれというグロもある
しかし基本は風刺なんだなと思った
色々考察も出来そう

他人を蹴落とさないと幸せは手に入らない
普段は見えないようにしているけれど、実際に手にしている幸せの裏では不幸な人達がいる

例えでいうとトップクラスの女優・俳優に誰もがなりたいと思っていてもなれるものじゃない 事務所の力もあるし本人の力もあるチャンスすら与えられない人達はたくさんいて、仕事をもらっている人の裏で出演ゼロの人もいる でも助けようとはしない そんなの皆わかっている

わかっていない主人公だけがどうにかしないと!と奮闘したものの、結局幸せのためには人の犠牲が必要とわかり選択する

高齢化社会とか、これからの世代(弟)が苦労していくとか色々メッセージが込められていた

ホラーを期待していたが違うジャンルだった
でも楽しめたからよかった





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