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2023年8月 中欧に行ってきました【①羽田の悲劇】
みなさんこんにちは!
今回の旅行は中欧。ヨーロッパは3年ぶり、中欧は18年ぶりです。
オーストリアの首都ウィーンを基点に、レンタカーでオーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、フランス東部アルザス地方、ドイツ南部バイエルン州を中心に巡りました。
全日程は14日ですが飛行機移動で3日(行き1日、帰りに2日)、レンタカー旅行に6日を費やし、残りはウィーンにゆっくりと滞在する予定でした。
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当初の予定はドイツのミュンヘン乗り換えでウィーンへ。
羽田空港で目の前にある搭乗機を見ながら胸を躍らせていましたが、朝9:10の搭乗予定時刻を過ぎても何も動かない。
遅延です。
まあよくあることだ、と1時間半ほど暇を潰しました。そして変更になった予定時刻に搭乗口前に戻ると、こんなアナウンスが。
「部品欠損のため搭乗人数を大幅に減らします。ファーストクラス、ビジネスクラス、そして一部の子供連れの方のみ」……(私はもちろんエコノミークラス)
は?
いやいや、待たせておいてそれはないでしょ。
今部品がなくなったわけじゃないよね?
…いやしかし、そんな危ない飛行機に乗りたいか?
しかしながらこの勝手な葛藤は無意味でした。
選択肢はあちら側にあり、私など眼中になかったのです。
選ばれた人たちだけを乗せた搭乗機は目の前でゆっくりとバックし、やがて滑走路へと去って行きました。
頭は真っ白。
すでにお昼頃のことです。
残されたほとんどの乗客はそのまま待機。
ドイツ人は日本人と似て、みんな文句一つ言わずに耐えて待っています。
やがて20人ごとに連れ出されて出入国手続きを取り消し、その後荷物受け取り所に連れて行かれました。チェックインしたスーツケースをもらい受け、これで全てが振り出し。
サラッと書いていますがこの時すでに16時。
「これ何の時間〜⁈」と嘆き続けた半日。
その後空港カウンターに行き、フライトの予約し直しです。
代替のフライトは翌日の同時刻。
ウィーン初日のホテルには、屈辱のキャンセル連絡をしなければいけません。
支払い済みだったのですが、料金は返ってきませんでした。
ただ領収書を発行するので、航空会社に請求してみろと言われました。
親切に感謝。
でもここからはいいこと続きでした。
去年12月にオープンしたばかりの羽田空港直結ホテル「ヴィラ・フォンテーヌ」に無料滞在、温泉と翌日の朝食付きです。さらにその日の夕食分として2000円のクーポン券も頂きました。
https://www.hvf.jp/hanedaairport-premier/
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夕食は旅行中は日本食はあまり食べないだろうと思って、羽田空港の和食「百膳」で頂きました。クーポン券にちょっと支払いを足して贅沢に。美味しかった~!
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日本の旬の味 百膳【公式】カトープレジャーグループ (hyakuzen.jp)
この夜は空港温泉を堪能し、新しいホテルでゆったり過ごしました。
一日損はしたけど、温泉に泊まったと思えば…!
そして翌日、仕切り直し。
本来はミュンヘンで乗り換え予定でしたが、変更後はフランクフルト乗り換えになりました。
その辺はどっちでもいいんです。要はウィーンに着ければ。
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そして何とか無事フランクフルトに着きました。
18年ぶり、一日遅れの中欧。
着いたのがむしろ信じられなかったです。
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その後小さめのウィーン行きの飛行機に乗り換え、何とかほぼ予定時刻に到着!
もう夜遅かったので、ウィーン空港から市内へはCity Transferというタクシーを使いました。これは固定料金制で、ホテルの場所を言うと最初に金額を教えてくれます。混雑しても、道が違ってもカウンターで言われたその料金は確約です。もちろんお値段を聞いて、合わなければ断ることができます。
空港内にCity Transferコーナーがあっていくつかの会社のカウンターが並んでいるので、お好きな会社を選び、「タクシーお願いします」でOK。
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標識に「プラハ」(隣国チェコの首都)があるのが
ヨーロッパを実感させてくれます
思わぬところでいい思いをしましたが、それでも一日潰れたのは残念でした。それに初日のホテルと連絡を取って、できるだけ損害がないように手を尽くさなければならなかったのも手間でした。
次回はこんなことがないように、と神頼みせずにはいられません。
それでは、また。
肝心な中欧滞在については、ぜひ続きのnoteをご覧ください!