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2023年8月 中欧に行ってきました【⑥ドイツ・バイエルン地方】
やっとドイツに入り、ふとホーエンツォレルン城(Hohenzollern)に寄ろうと言う話になりました。
フランスにある国境近くの町ストラスブールから、ドイツのホーエンツォレルン城までは車で2時間と少し。ドイツ第二帝国の皇帝家ホーエンツォレルン家発祥の地で、毎年様々な催し物が行われる人気の観光地です。
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そう、人気の観光地なんです。かなり離れた地点から大渋滞。やっと辿り着いたところで駐車場はなく、降りてからも城へ向かう道は歩行者が列をなしていました。すっかり気力が失せて、時間もあまりないことだしと言うことで、ここは残念ながらスルーしました。下調べが足りませんでしたね。もっと早い時間に来れば多少はどうにかなったのでしょう。
城への道の途中にある大型車用駐車場近くのお土産物屋さんがインフォメーションセンターにもなっていて、色々な情報が手に入ります。
Startpage - Burg Hohenzollern EN (burg-hohenzollern.com)
その後、今回の旅の目的でもある図書館巡りの一環で、ウルム郊外にあるヴィープリンゲン修道院(Wiblingen)に行きました。ここの図書館も素晴らしかった! 修道院の創設は11世紀だそうですが、図書館自体は18世紀建立。木製の柱を色づけているこの青色が美しいですね。
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ヴィーブリンゲン修道院の周辺は観光客向けに小さなレストランやカフェが何軒が立ち並んでいるので、一休みできて楽しいです。この辺りでゆっくり過ごすのもいいですね。
Kloster Wiblingen (kloster-wiblingen.de)
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ヴィ―スの巡礼教会は、ヴィーブリンゲン修道院から車で1時間半ほど南下したところにあります。小さなお土産物屋さんと駐車場がある以外はこの周りはただの野原ではなく牧場、牛がたくさん放牧されていました。
ヴィ―スの巡礼教会は18世紀に建てられましたが、ロココ調の美しい内装が有名な世界文化遺産です。白を基調とした装飾に品があって素敵でした。
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ヴィ―スの巡礼教会から有名なノイシュヴァンシュタイン城までは30分。でももう閉館時間だったので、今回はパスして宿泊地フュッセン(Füssen)へ急ぎました。フュッセンはこのお城からわずか数分というところです。
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フュッセンはかなり久しぶりだったのですが、町全体が大きくなっていて、しかも観光地然としていて驚きました。以前から観光地ではあったのですが、外国人観光客がかなり増えたのかも知れません。やはりノイシュヴァンシュタイン城を始めとする見どころが周辺にたくさんあると言うのが強いのでしょうか。
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車で高速道路アウトバーンを走っていると、よくこんな牧歌的風景に出会います↓
牧草地の真ん中にこの取ってつけたような大きく立派な建築物、ここから徒歩20~30分に小さな村。つい数百年前までは人々は村と言う小さなコミュニティに集まって住みながら、少し離れたところにある夢のような聖地を見遣っては神の国に想いを馳せていたのでしょうね。歴史が現代と同じ標高にあるヨーロッパの魅力を存分に感じられました。
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駆け足になってしまいましたが、次が最終回です。
ザルツブルクを通ってウィーンに帰ります!