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宮島口の地下道の三女神のイラストの面白いところ

厳島神社に関連して

広島県の宮島口駅の地下道にある三女神のイラストの比較。

かなり興味深いところが多い。

三女神のうち、末っ子の市杵島姫命は春衣装よりも夏衣装のほうが着ている着物が多い。

さらに三女神の衣装の枚数も、田心姫命は6枚、湍津姫命は5枚、市杵島姫命は8枚。そしてこの下にも小袖を着てるとされる。

袴も市杵島姫命が一番格式高くみえる。

更に十二単には後ろに成人の証として裳を付けるが田心姫命と市杵島姫命はつけているのに対し湍津姫命はつけていない。


紫系は田心姫命

黄色系は湍津姫命

真ん中の赤系または桜か緑は市杵島姫命


この絵は17年前に近くの高校生が描いた絵だが、面白いところが多いと思う。通常三女神は衣装は平等に描かれてるところが多いがここは市杵島姫命だけ格式高い。今の時代の高天原は三女神も実際市杵島姫命が一番格式高い十二単を着てそうなのかもしれない。高天原からこの姿でやってきた設定なのかな?


まあ三女神の中で一番の絶世の美女。

春は桜の神様、夏は豊穣の神様となってるように見える。夏のほうが十二単が厚いので汗かいてそう。

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