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【AI は面白い】近所のパン屋さんでパンを3種類買ってきてAIでパン検出をしました【labelimg,Yolov10】

前回のパン屋さんのパンを3種類の記事は、VOTT(Microsoft)のアノテーションツールとAmazonのSageMakerを使って学習させて推論しましたが、
今回はlabelimgでアノテーションを行い、Yolov10をベースに学習させました。

下図はlabelimgの画面ですが、1枚1枚写真の中のパンにマウスドラッグで枠を設定し、アップルパイ、クリームパン、カレーパン、と3種類のラベルを付与していきます。アノテーションは大変ですが、学習データの作成ということで雑にはできないところです。

labelimgの画面

その後、Yolov10のモデルにエポック数500で、学習させました。
準備した画像は70枚ほどでが、未学習の3種類のパンの画像で推論してみました。

エポック数 500

信頼度はクリームパンが一番高く(0.99)、クリームパンもそこそこ(0.86)ですが、アップルパイは低め(0.48)ですね。

次は、エポック数1000で、学習させました。
結果は下図になります。

エポック数 1000

信頼度がクリームパン、カレーパン、共に 1.00 と高く、エポック数500では低かったアップルパイも信頼度が 0.97 と高くなりました。

明日、近所のパン屋さんで同じ種類のパンを買ってきて、このモデルで試してみたくなりました。
良い結果が出たのではないかと思っています。


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