【語学】韓国語講座的な。第5回
안녕하세요!리아입니다♪
こんにちは、りあです!
今回も韓国語を楽しんでいきましょう💪
軽く前回の復習から。前回は大きく3つ、「有声音化」「濃音」「激音」を学びました。それぞれどのようなルールだったか覚えていますか?
有声音化は、単語の途中にㅋㅌㅍㅊの子音が来ると、音が濁るという発音のルールです。濃音は、日本語で言うところの「詰まる音、すなわち小さな『っ』」という音で、子音を2つ並べて表記するものです。激音は強めに発音する音のことで、本来の子音に横棒を一本付け足して表記します。
既に3つのルールが出てきましたが、実はまだルールがあるんですね。ということで今日は「発音のルールを知ろう②」です!今回ご紹介するのは「パッチム」というルールです。前に文字の組み合わせについてお話しした際、必ず子音字と母音字を組み合わせて表記すると言いましたが、その下にさらに子音字がつくことがあります。
想像しにくいかもなので、実際に見てみましょう。
국
この文字、上半分は구となっていて、【ku】と発音する文字なのはわかりますね。ただその下に、また子音字ㄱが付いています。この文字をパッチムといいます。読み方はそこまで難しくありません。子音字のみがついているので、【k】という音を最後につけて【kuk】と発音します。【ku】の【u】の直前で止めるイメージです。今例に挙げた文字ですが、見たことがあるって人も多いのではないでしょうか?この文字、実は「国」という意味で、韓国《한국》の2文字目にも使われています。ついでに、1文字目のパッチムも見てみましょうか。
한
【ha】と発音する文字하の下に、【n】の子音ㄴがついているので【han】と読みます。
これを踏まえて、韓国《한국》は続けてどう読むでしょうか?前回の内容も思い出してください。
正解は【hanguk】ですね。
単語の途中に子音字ㄱがついてあるので、有声音化して【g】の発音に変わっています。
それでは、他にもパッチムを見ていきましょう。実はパッチムには、激音の表記をしたり2種類の子音字をつけたりすることもあります。表記パターンは多いですが、7つの発音さえ覚えておけば対応できます。単語の例と合わせて書いておくので、セットで覚えると良いでしょう。
ㄱ【k】…ㄱ. ㅋ. ㄲ. ㄱㅅ. ㄹㄱ
例:외국【woeguk】…外国
ㄴ【n】…ㄴ. ㄴㅈ. ㄴㅎ
例:안내【anne】…案内
ㄷ【t】…ㄷ. ㅌ. ㅅ. ㅆ. ㅈ. ㅊ. ㅎ
例:학교【hakkyo】…学校
ㄹ【l】…ㄹ. ㄹㅂ. ㄹㅅ. ㄹㅌ. ㄹㅎ
例:일본【ilbon】…日本
ㅁ【m】…ㅁ. ㄹㅁ
例:음식【umsik】…食べ物
ㅂ【p】…ㅂ. ㅍ. ㅂㅅ. ㄹㅍ
例:국밥【kuppap】…クッパ(韓国料理)
ㅇ【ng/-】…ㅇ
例:방송【pangsong】…放送
2種類のパッチムがついていると、どう読むのか分からなくなりそうですね。基本は左側の文字を見て読めば大丈夫ですが、ㄹが片側につくパッチムについて、【k】【m】【p】と組み合わせた時のみ発音は前記の3つを優先するようです。どの単語が何のパッチムを使うかは、一つ一つ覚える必要があります。発音に気をつけて覚えていれば、文字自体思い出せずとも、発音から書き起こすことができます。まずは発音で覚えることを意識しましょう。
パッチムのメリットについても少しお話しします。覚えるルールが多い韓国語ですが、文になってくると、そのありがたみがちょっとずつわかってきます。
日本語にもありますが、同じ発音で意味が違うものがありますね。「紙」「髪」「神」はどれも【kami】という発音ですが、私たちはそれらを文脈やイントネーションなどで聞き分けているわけです。韓国語にも、似た発音は多いんです。例えば、
지갑【chigap】
지각【chigak】
この2つ、上は「財布」、下は「遅刻」という意味の単語で、これだけ聞くとかなりわかりづらいです。この2つを短い文にしてみましょう。
日本語で「〜です」は、韓国語では입니다【imnida】と言います。これを上と繋げると
지갑입니다.【chigapimnida】
지각입니다.【chigakimnida】
二つの単語が繋がって発音され、チガピンニダ、チガキンニダとなります。このピとキの違いで、二つの単語がどちらの意味なのかを聞き分けることができます。この連音化については、次回詳しく解説する予定です。
今回はパッチムという表記と発音を学習しました。例の如く最後に確認問題を載せていますので、今回の復習に役立てて下さい。既出の単語も問題に入れようと思いますので、少しずつ覚えていきましょう。それではまた次回!
안녕히 계세요!👋
【まとめ問題】
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