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沖縄離島巡り14-南大東島-
2022/3/14
おはようございます。
さて、本日は船が出るので撤収します。
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とりあえず『いちごいちえガーデン』さんに大東犬を見に来ました。
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大東犬って…まぁつまり雑種ちゃ雑種なんですけども…。
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顔つきや体つきは、典型的な日本犬の姿をしている。しかし、他の日本犬には無い、大東犬独特の特徴は、足が非常に短く、がに股であることである。
wikiにはなんか不名誉な特徴が書いてありました。わしならこんなこと言われたら泣いちゃう。
一応大東島来たからにはみておこう。
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もう一匹大東犬っぽい子がいるんだが、老衰で療養していました。
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さて、せっかく大東島まで来たので、郵便局に行ってお母さんにはがきを出した。
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郵便局前の役場では南大東島の切手シート売っていたよ。北でも手紙出せばよかったなぁ。
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そして最後なのでずっと閉まっていた『島まるごと館』にきた。
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電話をしたら職員の方がきてくれて、色々解説を聞いた。昨日まで確定申告で那覇にいたので閉館していたらしい。そういうことか。確定申告め。
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展示物になんの解説もないので説明聞かないと全くわからない。
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解説に来てくれたのは、若い男性の職員さん。ケイビングツアーなどをやっている東さんというガイドのお弟子さんのような方だ。
正直、この島の自然や生き物はこの若い男性と東さん以外ほとんど知らないと言っていいようだ。
そして南大東島の魅力は鍾乳洞等の地形と、独自の生態系。これらを知らないと楽しめない。
つまり、南大東島にきたら東さん主催のガイドツアーに申し込まないと始まらない。
……みたいだ。
今回は残念ながらツアーが3月いっぱいお休みだったのでタイミングが悪かった。
教えてもらった南大東島独特のものをいくつか載せておく。
島まるごと館に来る人のが8割が目当てというヒサマツサイカブトの標本。一般の人が見られる形で展示されているのは多分唯一ではないか…と。
これだけを目当てに来るマニアもいる位貴重。
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氷柱石の先端だけぷっくり膨らんだ珍しい形の鍾乳石。水の上下、つまり塩の満ち引きがあるような鍾乳洞でないとできないらしい。南大東島を象徴する鍾乳石のひとつ。ケイビングツアーで見ることができる。
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その他にも植生なども固有で面白いらしいが、自分である程度勉強して知っていないと価値がわからないマニア向けが多い印象。
今後の職員の男性(名前聞き忘れた)が主導してこの島まるごと館の展示も変えていくらしい。
まだまだ観光は途上中なのだ。
生き物や鍾乳洞目当てで、研究者として来るならとても魅力的な島みたいだ。是非ツアーやガイドを申し込んで、目的を絞って来てもらいたいと思った。
うーん。距離も知識もなかなかハードルが高い島だったな…。気軽な観光という感じではないようだ。
しかし、知ったら楽しい島なんだなと最後に少し解ってよかった。
一度戻って乾いたテント等を片付け。
キャンプ場横の金比羅宮にお参りをした。
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そしてその実はその入口に…
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金比羅洞の入口がある。
フランクすぎる。ずっと横でキャンプしていたが気が付かなかったぞ。
せっかくなので入口付近だけ見渡してきました。
中は結構続いていて、そんなに足場も悪くなく普通にいけそうでしたが…
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普通にわしだって人間なんだから誰もいない洞窟なんて怖いわ!暗いところでぴちょんぴちょん水が落ちる音とたまになんか石が落ちる音してたら怖いわ!
やだやだやだ誰かと話しながら行かないと怖いーー!
旅の費用にさせていただきます!