瀬戸内自転車旅16-高井神島-
2020/10/26
おはようございます。よく寝た。
朝は313の食パンでシュガートースト。グリーンレモンを絞って。
日記の更新が忙しい。ネットのあるうちに更新しないといけないので必死でぽちぽち。
お土産にヘルパーの記念手拭いと線香花火をいただきました。
9:30に汐見の家を出発。
お世話になりました。ありがとうございました。
弓削港で買い出し等をする。
高井神島はなにもないから食べ物を持っていかねばならんのだが、何時も何を持っていけば正解なのかがわからん。なんかないといわれても貰えることもあるし。荷物になっても困る。うーん。
とりあえず飢えない程度に。
せとうち交流館でまた少しもお話した。
高井神島に行く人は珍しいらしく、色んなキャンペーンの情報をもらう。
インスタ、今のところイラストアカウントだけだけども旅行アカウント作ろうかなぁ。
出港。最高の天気。
雲ひとつない秋の空。
デッキにあがると最高。
最近絶景が渋滞している。
着きました。高井神島です。
早速本日の宿「なたおれの木」のオーナー木村さんがお出迎えしてくれました。愛犬のムサシくんと一緒。
ここが本日の宿「なたおれの木」。丸々一棟です。
ひとりで使うには忍びない広さ。
荷物をおいたら少し散策に。
自治会長の木村さんが両親の世話に高井神島に戻ってきたのは13年ほど前。
それからここに住んでいるそうです。
島の漫画アートは、木村さんのお友達の長谷部理さんの提案と出資の賜物。
浜田ブリトニーさんによる長谷部さんのイラストと紹介も。
なたおれの木も、昨年開店したばかりの新しい宿泊施設。島を少しでも盛り上げようと尽力しているお二人に感銘を受けます。
島民12人の島にこんな立派な宿泊施設があるなんてなかなかないですよ。
町並みは流石にインパクトがあります。
見ていて楽しい。Twitter映えかもしれない。
このDr.コトーが最初のアートだそう。これだけ大きいところに描きあげる職人さんすごい。
この島はかなり猪が多い島で、人間の居住区は本当にちんまり。
道中もかなり猪に荒らされています。会わないことを祈る。
山道を結構歩くと看板が。
先ずは灯台。
開けているかと思ったがそうでもない。
灯台自体は結構きれい。
道中の景色がよかった。
お次は神社。かつては賑わっていたのでしょうか。寂しくなってしまいます。
この神社の横に名物であるナタオレノキがあるのだが、見逃す。
明日の朝散歩がてらまた来てみよう。
帰ってきたら、木村さんが釣り堀で釣りをさせてくれました。
船が丁度整備のために上がっていて、海に出してあげられなくてごめんねと。
いいんですいいんです‥…。
この釣り堀にはアコウやタイ、ウマヅラなどがいます。
みんな数年かけて木村さんが育てたペットのような存在だそう。
そんな子達食べてええんですか…?
ウマヅラハギが釣れました。
では失礼して今晩のおかずに…。
このあと暫く粘ってみたが警戒されてしまってもう釣れなかった。残念。
まぁそんなに釣っても食べきれませんが。
そんなわけで夕食の準備です!木村さんがたことお米もくれました。あとビールも…。優しいが過ぎる。
(どこまでが商売でどこまでが善意か全くわからん。高額になったらどうしよう。
とりあえずご飯を作りました。
ウマヅラハギの肝醤油とお刺身、煮付け。たこ飯とたこ刺。
すばらしい。最高ではないでしょうか。
毎日何が起こるかわかんねぇもんだなぁ。
わし肝醤油はじめてだったのですが、めちゃくちゃ旨いですねこれ…っ!
たこ飯に肝醤油で無限に食える。
カワハギ好きになっちゃった。
また何処かで釣りてぇな!
島の夜、ひとりだとやることなんにもない。ネット環境もないので、メモ帳に日記を書いたりしてのんびりしております。
お風呂。
水回りも全てリノベーションされているようでとても綺麗です。
夜が更ける。早めに寝ちゃおうかな。
寝室はどこでもいいよと言われたのでベッドを使わせてもらいました。
家は10人くらい余裕で泊まれそうな広さ。
高井神島、六島に雰囲気は似ている気がします。
そして島に来る、というより、木村さんに会いに来るといった方がいいくらいに木村さんが優しい。
ひとりよりも複数人で食材買い込んで来た方が楽しいかも。
リゾートの様な華やかさはないけれど、美味しい魚とのんびりとした空気と木村さんが待っている島。
漫画アートもインパクト大で楽しいです。時間に余裕がある方はゆめしま海道のついでに寄ってみてくださいな。
木村さんは御年70歳だそうです。会いたいかたは早めに高井神島にいらした方がいいかも。
島巡りは今年からの初心者ですが、どんな小さな島にも頑張って島を盛り上げようとしている方がして、そうじゃない人も故郷を大事に暮らしていて。
どんな場所も、寂れていくのは本当に悲しいなぁと思っています。
廃墟と同じで、今行かないと失くなっていく風景が沢山あるのです。
このブログを読んで誰かが高井神島に行ってくれたら嬉しい。
しまなみ、ブルーライン外に楽しいところたくさんあるから!
みんな道を逸れてふらふらしよ!ついでに人生の道も逸れよ!
ではまた明日。おやすみなさいー。
旅の費用にさせていただきます!