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紀伊半島カブ&トレイル旅04

2020/11/14

おはようございます。

起きたらいい感じだったので朝日を見る。

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日の出とか特に狙ったりしないので毎回見逃す。睡眠欲が強い。

一応本州最南端のやつにもいっといた。

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みんなまだテントでごそごそしている隙に出発。ファミリーテント場嫌すぎて写真全く撮ってなかったぽい。

先ずは昨日の同人誌で見たところに行ってみます。

「海軍無線送信所跡」

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どこにあるのかいまいち分からなくて住民に聞いてやっとたどり着いた。

当然のことながら中には入れない。5年に1度戦争遺跡ツアーをやっているらしく、そのときだけ入れるみたい。

地下はかなり大きく、20m×4mの空間がこの下にあるらしい。
送信所の遺構ってどのくらい残っているのかはわからんが、地下のものはここくらいしかネットでは出てこなかった。地上のものは佐世保の針尾送信所とか。

さて、通気口が7つあるが、1kWの短波送信機と500Wの長波送信機が置かれていたらしく、現場はかなり高温の環境だったと思う。

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空襲が激しくなった1944年にこの地下に設備が移されたのだが、大戦末期にしてはかなりコンクリートの質はいい方なのではなかろうか。

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アンテナはどのあたりに設置されたのかなぁ。
昨日の同人誌に参考文献が載っていたので、読んでいったら答えが見つかるかもしれない。

続いてはジオパークで面白そうだなと思った「一枚岩」に来ました。

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マグマが板状に固まってできた火成岩です。
高さ約150m。幅は800mくらい。
800mなんて近くでは視界に収まりゃしませんので、(超広角ならいけそう)

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全景は少し離れた橋から撮るのが良さそう。

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直ぐ横の道の駅でコーヒーを一杯。

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なかなかマスターも面白そうな人だった。店内はかなり今時です。

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クイックおばけさんの和歌山移住雑誌があった。クイックおばけさん絵が上手すぎるし生産スピード早すぎる。

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岩の壁があるだけっちゃだけなんだが、結構いい眺めの場所でした。

「大串海中公園」

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予定にはなかったんだが、"海中展望台"の文字に惹かれてきてみた。水族館は別にもうよかったんだが、展望台だけのチケットはないみたい。くじらの博物館と合わせてチケットを買うとかなりお得になるらしい。知らんかったわ。

水族館。

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ウミガメ推し。
餌があげられるのであげたらめっちゃ寄ってきた。

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赤ちゃんもいた。かわいい。

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「海中展望台」

折角なので串本のサンゴを見てやろうときてみた。

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階段を下るとこんな感じ。

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透明度は16m。
ダイビングとしては全然だが、もともと魚が多い場所ということで、なかなか見応えがある。

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結構長く眺めていた。

「南国花市場」
道路脇の"プルメリア有ります"の看板に惹かれてきてみた。

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南国の花をおじ様ひとりで育てて売っているなかなかグッドな花屋さん。ネットでは有名みたいだ。

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時期的に咲いているものは多くはなかったが、プルメリアはいくつか咲いていた。

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他にも沢山南国の花がある。

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プルメリアが大好きってことで始めた店らしい。花が好きで花屋さんってピュアすぎる。かわいすぎる。

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ちなみにわしはcoccoファンなので知っていただけである。ブーゲンビリアとかも。

南国の雰囲気漂うゆったりとした場所で結構おすすめ。花が好きな人は行ってみてくれ。

途中道の駅「椿はなの湯」でからあげを買った。腹へった。

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この道の駅は温泉施設をそのまま改装したようなところで、結構評判が良いみたい。
足湯入りたかったけど時間が押していたので断念。

横にあったこの喫茶も気になったがコロナで地元客以外お断りになっていた。

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また来たいところだ。

続いては「千畳敷」
日本にこの地名のところはいくつかあるが、今回は和歌山のそれ。カールは付かない。

第3紀層の砂岩からなる巨大な岩盤。

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それはそれは美しい層になっており、見応えがめちゃくちゃある。

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しかし残念なのはこの落書きである。

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何千万年もの積み重ねによる美しい地層を前にして尚、何故 

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こんな黒歴史と罰金しか産まない行為ができるのか。というかこんなことするやつまじで子孫残してほしくないからこの代で滅びてくれねぇかな。

本当にもったいなさすぎる。大陸と海に尊敬の意を表してほしい。
それ以外はいい場所でした。

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そして本日の最終目的「南方熊楠記念館」
かなり奥まったところにあってビックリした。駐車場までに急な坂があるので運転注意。

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昔科博からモジホコリ取り寄せて飼ったりしてました。オタク、みんな粘菌好き(断言)

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南方熊楠の生涯について、映像と展示で楽しめます。

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企画展よかった。タイトルからしてわくわくするの最高。

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粘菌とか博物学の人として見てましたが、展示をみるとかなり思想も独特。

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南方マンダラについては展示では言葉くらいしか出てこなかったのですが、この熊野の地というのはなんかこう思想を促すような土地なんでしょうか。
この土地に深く根付く信仰について興味が出ました。

また図書館とかで本を漁ってみます。

熊楠とは関係ないけども屋上はなかなか景色が良い。あとフリーWi-Fiあったよ。

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この時点で大体3時半。
いい時間です。寝床を見つけなければいけません。

本日はキャンプ場のアテなしなのでうろうろして探すしかありません。タイムリミットは間近。焦る。

まぁ最悪道端でも寝られはしますがねぇ。

というわけで一時間程探した結果ここに。

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道路から少し外れた脇道の先って感じでしょうか。良さそうです。

テントはインナーを省いてフライシートだけ。タープに近い張り方。

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今回はコット持ってきてないけど、コットあったらこれで十分だな。インナーテントわりと邪魔だし、これからの野宿スタイルをもう少し確立させたいな。

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ほい。焚き火。

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ごはん。ラーメンと昼に買ったからあげの残り。ラーメンにからあげイン最高。

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では寝ます。グッナイ。



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