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沖縄離島巡り38-金武町-

2022/4/15

おはようございます。

朝の涼しい時間帯に散歩に行こうと思います。
荷物は待合室前に置かせてもらい。

はよ開いてくれ〜

出発。

きれいだ

灯台に向かおうとするが道に迷う。

こんな道ばかり

うろうろしていたら御願場所をいくつかみつけた。

何箇所がある

そして一際目立つものが。

なんやろう… 

近づいてみたら

井戸であった。
水納島、水無島。流石に井戸がきちんとある。
水には苦労していたのだろう。

昭和8年、1933年につくられたらしい。
御願所といい、かつての水納島の生活を少しだけ垣間見ることができた。

昭和八年……仕立
 

他にも井戸らしきものとか

御願所とか…

 

リゾートの雰囲気とは全く違う、島の素顔を見た気がする。観光客がいかない裏道にひっそりと残る島の歴史であった。

灯台は迷った末に海側からしか見られなかった。迷いすぎだ。

こんな小道が沢山分岐しているので、隅々まで行こうとしたらわりと大変。

小道が多い

最後に小中学校にきてみた。

2020年から休校中

ダメ元で入れるか試したら入れちゃった。鍵かかってないのか。

ええのか?

中はとても綺麗に保たれており、頻繁に掃除されている様子だ。

職員室
図書室

明日からでも再開できる様子の学校。
このまま廃校になってほしくないな…。

教室は2階に3部屋。とても小さい教室だ。

窓からの眺めは絶景である。

ロッカーがかわいかった。

こんなところで育ったら心清らかになりそうだな。

次に使われる時を待つ備品たち。

卒業生が残したカーテン
窓を彩る
校庭もきれいに芝刈りされていた

良きものを見たな。やはり人のいない学校はよいものだ。二神島以来だ。

さて、船が来たので乗ります。午後の便は欠航。これで帰らないと島に取り残されます。

途中出会った島民もみんなニコニコ挨拶してくれて、仕事さえあればなかなか住みやすそうな島だな戸思った。とても静かだし。ワーケーションで来たりするのにはいいのかもしれない。
多分そんな感じになっていくんだろうな。

ありがとう〜。きれいな島だったよ。島民にも観光客にも愛される島だな。

たった15分だが、渡久地港に戻ってきたら海が全然違ってわろた。

に、濁っている
確かに水納島綺麗だったな…。

たった15分であのリゾート、そら観光地として人気が出るわけだよなぁ。

で、水納島で出会った人の車に自転車乗せてもらって名護までワープ。 
偶然見かけた酒造所に寄ってみた。
津嘉山酒造所

戦時中米軍のオフィスに使われた為に戦火を逃れた大きな酒造所。建物自体が国指定重要文化財に登録されており、見ごたえがある。

赤瓦の建物
とても立派

ここのオーナーがめちゃくちゃお話好きで、酒造所の歴史をたくさん話してくれたのだが全部書く気力がないので割愛させていただきます…。ごめんね、興味ある人は行ってみてね。
建物だけでもとてもおもしろいです。

瓶で熟成させ古酒をつくる
文化財故に腐ったところだけ直される柱
蒸留場所
もちろん試飲もできますよ

いやー、楽しかったな。酒蔵、一人旅だと試飲できないからなかなか行かないんだよなぁ。

さて、お昼は屋我地島のキャンプ場でおねぇさんがおしえてくれたスリランカカレー屋さん『ラッキーランカ

なんとカレー弁当は500円
待ってる時にジンジャーティーくれた
ロッティの生地を打つマスター

これを持って名護城の展望台にいきます。

わーい展望台
カレー旨い!
よく見えるね

そして車で峠を超えてもらい、わしの本日の目的地に。ここでお別れです。
車に乗せてもらえて本当に本当に助かった。
怠け者なので峠越えたく無さすぎてどうしようかと思っていたので本当は渡りに船、峠に車だった。ありがとう…。
会えなかったら詰んでたよ…。

さぁ!きましたよ!『レキオリゾート』!!
ネットだと心霊スポットとして出てくることが多いようですが、わしは霊とかおばけとか全くわからんのでな!がはは!
廃墟だー!!!

レキオリゾート
入口から荒らされまくってる
久しぶりの大型物件

ここはグラフィティアートが多い物件ということで来てみました。
外側の壁だけでもめちゃくちゃ描かれています。

そこどうやって描いたの案件
頑張っている…

中は勿論びっしり。何も描かれていない場所がないくらい。耳なし芳一もびっくりだよ。

巨大なホテルのありとあらゆる場所に…。
ここまで描くか……。

レタリングうめぇ
めちゃくちゃかっこいい
現代美術館のようだ

一室だけ真っ黒に塗りつぶされた部屋。

廃材の立体作品が飾ってあった。
いっそ綺麗ににしたらそのままグラフィティアートの美術館にできそう。

かわいい
うまいな…

歩いていると不思議な気分になる。
もちろん荒らしに来た人が大半だろうが、まじで上手いのがたまにある。
誰かに見せたくて描いたのか、ただ描きたくて描いたのか、見てほしいのか見なくて構わないのか……。

絶対羽生君は来てないと思うよ
アメコミぽくてキュート
この絵の人好き
上手〜!
力強い
屋上の屋根にも
屋上からの眺めはリゾートホテルぽい
割と道路から近い位置にあります
看板風に上から吊るされていた
空中に放り出されたようなバルコニー
プールもあった
植物が侵食していて良い

ホテルの管理施設のような隣の建物にも入ってみます。

入ったら暗くて怖いが
頑張って上に行ってみましょう

!!!?

すっげ

え、ここがメイン展示室(?)じゃん……

うますぎひん
圧倒的……

いやぁ、すごいものを見たな……
グラフィティアートが廃墟の価値を高めている物件は初めてだった。
もういっそみんなもっと描いてほしい。いい作品は残しておいて…。
そしてまたいつか作品を見たい。いやぁ、絵っていいものだなぁ…。

これからもどんどん変化していくんだろうか。
計画されていない自然発生的な建築やアートが好きなので本当にいいものを見た。
但し廃墟なので行く人は勿論自己責任だ。

帰ろう

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