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アートセラピーで「あの頃のわたし」の絵を見てみたら…


アートセラピーの試験が先日無事に終わりました!

ということでせっかくなので、

今回は「過去のわたし」の絵から、

あの頃の状況も振り返りつつ、

当時自分が抱いていた本当の気持ちやすべきだったことなどについてみていこうと思います

アートセラピーとは

 (絵画療法。絵の上手い下手は関係ないよ!)

心のケアに役立つ心理療法です。心理的な病を持った人や、様々な障害を持つ方の治療に役立ちます。また、治療を目的としたものばかりではなく、健康な人の悩みや苦しみを癒し自己成長や自分らしさを取り戻すことにも役立ちます。

https://questnet.co.jp/arts-therapy-academy/about_01/
今回見ていく絵はこちら

当時のわたしの背景をざっくりご紹介

この絵は、社会人2、3年目の頃に描きました。

自分の将来について、やりたいことはあるけれどどのように道を切り開いていったらいいのか分からなかった頃であり、

何より自分自身を抑圧することに疲れ果ててきた頃の絵です。

さて、以上を踏まえた上でざっくりみていこうと思います。

過去の自分自身の絵ですので、カウンセリングという形にはなりませんが。。

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さっそく、絵を見ていく

夜の絵ですね

夜にぽっかりと大きな満月が浮かんでいます

夜や月はユング心理学でいう「シャドウ」を表します。

シャドウとは
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自分自身のなかには、表に出てこないように隠している部分もあるはずです。たとえば物静かな人だと、「自分が騒ぐのは違う」と思っている人もいるでしょう。

そして騒いでいる人を見ると、その人に対して怒りや嫌悪感を抱きがちです。このように抑圧している一面のことを、ユング心理学では「シャドウ(影)」と呼びます。

https://yasabito.com/489

簡単にいうと、シャドウとは「ネガティビティ」であり「抑圧された自分の側面」のことです

月と夜がメインとなっている絵のため、

この頃のわたしは、自分の中のネガティビティや抑圧した一部について、何か悩みや問題を抱えていたのかもしれません。

(いえ、まさにそうでした)

しかし、ここで注目したいのが月で「お餅つきをしているうさぎ」です。

うさぎは「トリックスター」のシンボルでもあり、「高く跳ぶ」「収穫」などの意味もあります。

しかも、お餅つきにも「収穫」と言う意味があるのです。

ということはつまり、このようにまとめられます⬇️

✨自身のネガティビティ、抑圧の中に「高く跳ぶ」ための「知恵(トリックスター)」と「収穫」があるということ。

✨その中にもっと私らしくなるための知恵=ヒントがありますよ、と言うこと。
収穫がありますよ、と言うこと。

✨隠れているかもしれないけれど、あなたは賢い人なのですよ、それを認めていいのですよと言うこと。(トリックスター)

✨シャドウはあなたの中で大きいかもしれないけれど、その真ん中は大きく光り輝いている。

あなたのペルソナ(普段見せている顔)とシャドウを統合させてくださいね、シャドウを否定しないでいいんですよ

…そんなふうに私には読むことができました。

また、うさぎが二匹仲良くお餅つきをしていることからも、

✨自分のネガティビティを統合させ、掬い上げる作業を誰かとやりたい・助けてほしい、と言った気持ちがあるのではないかと読むこともできるかもしれませんね

(その通りでした〜孤独で孤独で。。)

もしくは、2という対立の数字からも

✨ペルソナとシャドウ、陰と陽、女性性と男性性、あなたと私、といった関係性やバランス、統合にテーマがあったのかもしれません。

✨全てがあなたであり、本来は分離していない。全てを認めていいのですよ、

✨一方に杵を持たせるのではなく、二匹で協力して、パワーバランスを偏らせなくていいのですよ、とも言えますね。

(こうしてみると、まさに全ての読みが当時のわたしに必要だったものたち。

陰と陽やパートナーシップの統合の課題がありましたし、

自分のシャドウの扱い方について苦戦もしている時期でした。)

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絵を見てみて、今想うこと

(実際にはもっと会話をしながら決めつけることなく、
もちろん説教もすることなく、丁寧に深掘りして進めていきます。

今回は私個人の絵を見ていきましたので、その部分は薄いですが、ご安心くださいね)


今、こうして見てみて思うことは、

あの頃に知っておきたかった。。!ということ。

人は、自分の無意識の部分で絵を描くことがかなり多いと思っています。

描きたくないものはその時には中々描けないものですし、急に「そうだ、あれを描こう」と思いつきで描いたりしますよね

それらの意味を読んでいくことによって、絵にその人の深いところが現れるのです。

ですから思考だけでは限界があるように、

絵ではその限界の部分をより突破して読むことができますし、

更にはリーディングをしていくことで、その枠をもっと突破する事ができます。

それによって、自分自身との対話や発見を見つけることができますね✨

いかがだったでしょうか?

今回はかなりざっくり&対話なしでしたが、面白いですよね☘️

また何回かに分けて、アートセラピーの記事を続けていきたいと思います。

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モニター募集は3月末までということで、
そろそろ終了になりますよ✨️

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おまけ*アートセラピーの準備品

最後に、よく画材などの質問を受けるのでこちらに載せておきますね

私が自宅で使っているのはこちらのクレヨンです

おすすめはこちらですが少しお高め👇🖍

とてもいいクレヨンなんですよ~

デンマーク🇩🇰の学校で先生も使用していました。

ただ、少しお高いので上記のものでもいいと思います。

基本の風景構成法で使用するのは、
基本はクーピーとマーカー(クレヨンも可)

心理学のことを少し学びたい、とお考えの方にはこちらがオススメです。

ちょっと難しいかもしれませんが、日本のユング心理学第一人者である河合隼雄さんの本です。

京都大学文学部での講義をまとめた本になっています。

アートセラピーは、ユング心理学がベースとなっていますので、ユング心理学入門の本をご紹介しました📖´-

では、またみなさんお会いしましょう🍀

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