欲しいものはお金なのか否か
飲み会にて、ボーナスが少ないとか給料が低いとかで愚痴を言い合い周りが盛り上がっていた。お金が全てではないが、何をするにもお金が必要。世の中はその言葉の通りだと思う。
休職をして、お給料がストップしてからはその言葉が痛いほど沁みる。高い給料に、大きなボーナス。もちろん魅力的であるし、将来的な部分を考えた時、必ず持っておいた方が良いものの一つになるだろう。
でもこの20代という時間の中で、お金を追い求めなければいけないということになんともしっくりきていない自分がいる。学生時代、高時給の興味ないバイトを2ヶ月で辞め、最低賃金の興味あるバイトを4年間続けた。自分はそういう性格なんだろうなと薄々思っている。みんながどんどん稼いでいっているのは羨ましいし、そのお金でたくさん旅行に行ったり、高い服を買ったり、美容に費やして綺麗になっているのを見るとついつい自分を蔑んでしまう時がある。
でも結局どこまでいっても自分は自分であり、たとえ自分の思考が周りの中では少数派だったとしても、自分が自分であることを主張し続けなければいけないのだ。生活していくって、自分を保ち続けることなんだと思う。
新たな職を探すとき、やりたい仕事内容かどうかを判断基準にしていたので、給料のことなんぞ微塵も考えていなかった。とりあえず今はそれで良いと思う。年齢が変わった時、ライフステージが変わった時、それはその時になったらまた考え直せばいいと思う。
周りがお金たくさん欲しいと言っても、結婚したい/したくないと言っても、安定したい/挑戦したいと言っても、惑わされない自分であって欲しい。