婚活がうまくいかない理由vol.2【段階(STEP)に合わせた活動ができていない②】～STEP別目的を理解する～
「婚活がうまくいかない」
必ずそこには、理由(原因)があるはずです。
今日は、前回に引き続き、婚活がうまくいかない理由vol.2【段階(STEP)に合わせた活動ができていない②】～STEP別目的を理解する～ をテーマに、お伝えします。
１）段階(STEP)別の目的を理解する
vol.1の前回は、「どこでつまずいたのか？を見つけよう」ということと、「STEP別の目的を知ろう」という２点をお伝えしました。
今回は、その「目的」を理解をしていただく回です。目的を理解いただければ、次に「何をすべきか」が見えてくると思います。
前回もお伝えした通り、目的のない活動は成果が伴いません。一つ一つのSTEPの目的を明確化し、実行していきましょう。
２）STEP1：お見合い相手選択期間（WEB上の情報と印象）
STEP1）お見合い相手選択期間（WEB上の情報と印象）
→【目的】お相手から「会ってみたい」を引き出し、申し込みさせる
正直、ここに関しては、おひとりでの婚活であれば、ご自身でやるしかありません。もしくは、頼れる第三者と一緒にやるほうが良いでしょう。結婚相談所の場合は、担当のカウンセラーの力量にかかってきます。
ポイントは
・写真
・プロフィール文
・アプリ内個人的な写真（SNSは婚活中は基本控えることをおススメする）
これらを整えるところから、まずは始まります。
つまり、この段階(STEP)で何が大事かというと、セルフブランディングなんですね。
「どんなお相手に、自分を選んでもらいたいのか？」
「どういったイメージで自分をWEB上で魅せたいのか？」
「自分の推すべきポイントは何か？」
それを、アプリやWEB上の限られた情報で、表現しないといけないわけです。自分の確立したブランドの範疇ではないものは、なるべく切り捨てる。
こういう人と結婚したい、こういった人と出会いたい、とご自身で設定したターゲット像の方が、「お申込み」したくなるような内容に整えておく必要があるのです。背伸びをしすぎた内容は、良い結果にはなりません。なるべく、ご自身の等身大の内容にしましょう。
また、とても重要なポイントとしてお伝えしたいのは、この段階(STEP)は、なるべく自分一人でやらない方がよいということです。
なぜだと思いますか？
それは、「自己紹介」が、「自己満足紹介」になってしまう可能性が高いからです。
例えば、わかりやすいのが「写真」
おそらく、ご自身がよいと思う写真を「選ぶ」はずです。
でも、残念ながら、「選ぶ」のはあなたではなく、全く知らない異性の方なんですね。当然、あなたは写りがいいと思っている写真を出すはずですが、客観的な視点が全く入っていないわけです。
理想的なのは、異性の友人や家族に、タイプの違う5枚ぐらいの写真の中から選んでもらうことです。大事なのは、「異性」からの客観的な視点です。好印象なもの、会ってみたいと思うものを「選んでもらう」のです。
そうなんです。婚活は、お相手を「選ぶ」視点より、お相手に「選ばれる」視点を大事にしましょう。その方が、あなたにとっても、はるかに婚活が精神的に楽になり、モチベーションが維持できるからです。
写真だけでなく、プロフィール文もそうです。そこに、相手への配慮や相手の立場に立った視点を盛り込むといいのです。お相手が話題にしやすい内容や、お相手にも理解いただけるように、言い換えた言葉を使うことをおススメします。
そのためには、第三者に読んでもらって、わかりやすいか？伝わるか？これをよんで、自分の印象はどうか？など、実際にアドバイスをもらうとよいでしょう。
自分の思い込みだけで、すすめていく婚活は、この段階から、すでに危険です。広く身近な方や、異性の方、もしくはプロの意見を総合的に聞いて、ご自身で判断する、こういった視点が大事なのです。
自己満足婚活にならないように、常に客観的な視点を意識しましょう。
３）STEP2：お見合い（はじめての出会い）
STEP2）お見合い（はじめての出会い）
→【目的】お相手に好印象を与え、次のデートに誘われる
お見合いの目的は、なんだと思いますか？
もしかしたら、自分にふさわしいお相手を見つけるためと思って、自分がお相手を選ぼう、判断しよう、見極めようと思っていませんか？
残念ながら、これらは失敗のもとです。
お相手に次も会いたいと思わせ、相手から選ばれること、つまり、「お相手に好印象を与え、次のデートに誘われる」ことこそが、お見合いにおける目的です。好印象と書きましたが、それが難しければ、悪い印象を与えない、でも構いません。悪くなければ、大丈夫です！
そう、次のデートに進まなければ、そもそも結婚なんて話にすらなりません。まずは、次のSTEPへと繋いでいかないといけないわけです。
そのために重要なのは、STEP1でお伝えした内容の復習になりますが、「選ぶ」のではなく「選ばれる」ということ。
それは、選ばれることによって、「自分の婚活が」スムーズにいくからです。
相手から受け入れられたとういことによって、気持ちが楽になり、自信がわいてきます。婚活では、モチベーションを維持し続けることができるかどうか、これが一つの課題なので、この視点は実はとても大事です。
相手から選ばれることによって、余裕が生まれ、承認欲求が満たされ、自分に自信がついてきます。
だからこそ、このSTEP２、お見合いでは、
「なんかよさそうな人」「感じがよい人」
「一緒にいるとあたたかい気持ちになる」
「一緒にいるのが楽しい」「話が弾む」
↓
「次も会いたい！！！」
こういう想いを、「たった１時間で」お相手から引き出す必要があるわけです。
では、この「STEP２お見合い」では、実際どんな失敗例が多いのでしょうか？
・ 自分の話ばかりをする（自慢話が多い）
・ 上から目線で、傲慢さが垣間見える（評価するような言い方も含む）
・ 清潔感や品にかける（所作が汚いも含む）
・ 愛想や笑顔がなく、居心地が悪く感じる
・ 一緒にいても会話が弾まない
・ 馴れ馴れしい態度をとられたり、誠実さ、堅実さがみられない
様々ですが、たった１時間のお見合いで、こういった悪い印象を相手に与えてしまった時点で、社会人としては本来は失格なわけです。
全ての出会いは一期一会であり、どんな方とでも誠意をもってお見合いをする。厳しい言い方かもしれませんが、それを根底において婚活をしてほしいと思います。
お相手に良い印象を持ってもらうことは、難しいとか、嫌だとかそういうことではなく、社会人であるならば、当然のマナーです！
それができない方は、そもそも結婚はむずかしいでしょう。
「どんなお相手であっても、お見合いの１時間は、お相手に悪い印象を与えない」ように、活動してください。その積み重ねが、「また会いたい」と思われる人になっていきます。
例え今回がダメでも、次回の別の方と婚活をする時の「糧」になります。
どんな時間も無駄なことなんてありません。
一歩一歩着実に、婚活も、経験することで成長していくのです。
次回は、STEP３～お伝えいたしますね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました！
千葉県流山市のsummer hope結婚相談所
婚活トレーナー 小川 夏希
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