うちの夫は不思議な生き物 vol.2

１．観察：右手が掃除機

うちの夫は、きれい好き。

何時に帰ってきても、気になるところは掃除しないと気が済まない。

例えば、夜の12時ぐらい、当然私は寝ている。

なんとなく、夢の中で、夫が帰ってきた気配がする。

ガチャガチャ…

帰ってきたんだな、と思っていても眠いから、ウトウトしている。

バタン…

ジャー…ジャー

シャワー浴びてるな、とわかると眠気が襲ってくる。

しかし、急に「ズゴォー！！」と音がする。

「何事ぞ！！！」

と思って起きると、夫が風呂上りのパンツ一丁で掃除機をかけている。

なんてことは、もはや日常茶飯事で、慣れてしまった。

誤解のないようにお伝えたいのは、私が掃除機かけていないわけじゃ、決してない！！！

クイックルワイパーだってする。

それに、我が家には、強力な味方のルンバ君だっている。

それでも、夫は気になる部分があるみたいなのだ。

それも、私が横に立っているのに、無言で無心で掃除機をかけている。

すごい嫌な生き物だ。

私に無言で圧力をかけている。

全然かわいくない

ある日、一緒に出掛けようと準備していると、

例のごとく「ズゴォー！！！」と音がする。

ある時は、ご飯を食べていると、椅子からすくっと立ち上がって

例のごとく「ズゴォー！！！」とやり始める。

そう、バッグもってても、お箸もってても、夫の右手は掃除機にすぐ、かえられるのだ。

なんてこった。

気になるといつも掃除機をもって、無言で、無心でかけている。

なんとも不思議な生き物だ。

２．考察：夫の本心は？

おそらく、夫も私にイライラしていたのだと思う。笑

整理が苦手な私は、すぐにあっちこっちにものを置いてしまうし、私は掃除機よりもクイックルワイパーが手軽で好きだから、すぐにクイックルワイパーに手を出してしまう。

そうすると、ふき掃除はしていても、吸い取っていないから、夫は色々気になるのだろう。

私がきれいにしているのに、「なんで掃除機かけなおすんだ！」と、昔は私もイライラしていたものだ。

「当てつけか？！」「嫌みか？！」と思っていたころも。。。

同じように、夫も、きっと私にいろいろ言いたいことをおさえていたのだ。

「なんで掃除機うまくかけられないんだ！」

と。

夫が文句も言わず、無言で無心で掃除機をかけるのは、単純に

「汚いな、掃除してよ」と、私に言うと私が「怒るから」というのもあるだろうし、

とにかく「小さなことで争いたくない」「平和で楽しくいたい」と思う、男性心理から、家庭に波風を立てたくないから、というのもあるだろう。

もしかしたら、嫌なことを言われるぐらいなら、「我慢する」という夫の優しさ？もあるかもしれない。

３．対処法：私の場合

いまだに掃除をやり直しをされるとイライラはあれど、夫は、夫の思うきれいな状態でないと嫌なのだから、それを好きにしてもらうことにしている。

家がきれいになるので、決して悪いことではない。

ただし、夜の掃除機はいただけないから、

「いつ掃除機やってもいいけど、夜は近所迷惑だし、騒音になるから、朝の7時以降にやってほしいな」

と伝えてみた。

「うるさいな！夜にやらないでよ！」と今までは怒っていたのだが、この時はちゃんと「近所迷惑で、騒音になるから」と理由を伝えた。

そうしたら、以前より夜にやる頻度は減った。

たまに忘れてやっているけれど、もう私は気にしないことにした。

例え、私の眠りを妨げる掃除機音だとしても、寝たふりをする。

そして翌朝、なるべく超笑顔で

「わーキレイ！ありがとう！朝、頑張って掃除機かけてくれたんだね」だけ伝える。

そう、いつごろからだったか、、、

今では、

右手に掃除機もって、

左手にクイックルワイパーのハンディを持っている。

夫は、更にパワーアップした。

我が家は、

今日も夫のおかげできれいだ。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

婚活トレーナー　小川　夏希

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「うちの夫は不思議な生き物シリーズ」は、夏休みの展示会の名前っぽいなと思ってつけてみました。私にとっては、永遠の研究テーマのようです。

不定期ですが、日常のちょっとした価値観のずれ？や、不思議に思うことを、ちょっとずつポジティブに更新していきます。

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