『ユダヤ人大富豪の教えⅢ』 本田健著 :ライフワークの言語化におすすめの本①
まずは何をおいてもこの1冊。
本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教えⅢ』(大和書房, 2013)
「ユダヤ人大富豪の教え」シリーズは全3巻。
2巻まではコミック版もあります。
3巻とも読むのがいちばんですが、3巻だけでも!
自分の感情的な立ち位置を知る
「読んでください」の一言に尽きます。
著者も書かれているように、
内容を中途半端な説明で伝えるのは避けたいのです。
とはいえ、ライフワークの言語化におすすめな本として選んだのには、理由があります。
この本で紹介されている「感情のマトリクス」が、自分とお客さんの関係を見つめるとき、届けたい価値を考えるときの大きな指針になるからです。
本書でわかりやすく解かれる「感情のマトリクス」の4つの感情タイプ。
自分はどの感情タイプに行きやすいのか、感じてみてください。
お客さんとの関係もですし、それは自分の近しい人との関係との間にも起きているはず。
わたしたちの中にある「感情」の力はものすごくパワフル。
自分が気づかないところで、人生を左右するエネルギーを持ち、人との関係を作っているというのは、わたし自身が半生を振り返っても納得するところです。
四方に向けて言葉にするために
自分がお客さまと接していて、感情的にどのポジションに立ちやすいのかは、自分がどんな矢印で想いやメッセージを書いているのかとも重なります。
4つの感情タイプの1方向にだけ向けて言葉にしていたら、残りの3方向のお客さまには響きません。
せっかくのあなたのスキルや経験が、四分の一にしか届けられないなんて、もったいないですよね。
だからこそ、このベクトルの向きを、常に意識する。
できるだけ感情的にクリアになって、言葉にするというのは、わたしも日々チャレンジ中です!
(きっと、この本を読んでからわたしの文章を読むと苦戦も見えるはず・・・)
追:感情的にクリアになることは、感情的にならないということではないのです。「どういう意味?」という方は、やっぱりこの本を読んでみてください▼
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