![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130822975/rectangle_large_type_2_294e8598394797cf929e874b23536e55.jpeg?width=1200)
自分の強みの見つけかた ∞: 強みは結局どこに向かうのか
強みは争わない
強みは共生できる
というのが、わたしの世界観です。
強みを知ることで向かえる未来を、3つの視点から考えてみます!
1 強みが争わない理由
強みの違いが争わないのは、あなたの強みが好きだったり必要だったりする人も、今、そこには関心のない人もいるからです。
スーパーの隣の定食屋さんのオムレツと、フレンチレストランのオムレツは、食べたい場面も価格も味わいも違って、それぞれに美味しいのと同じ。自分の強みが生きる場面もあれば、別の人の強みの方がマッチしている場合もあります。
わたしは以前、レッスンが受け放題の英会話スクールに通っていたことがあります。何人もの先生が各部屋に分かれ、同時進行で提供するレッスンから、その日に自分が受けたいものを都度、選べる仕組みです。
しばらく通っていると、人には本当に好みというものがあるのだと実感しました。同じ発音のクラスでも、ノリのよいコミカルなレッスンが好きな人はいつもそんな先生のクラスを予約するし、上品でしっとりした教え方をする先生がいいという常連の人もいる。
わたしを含めた受講生は、その時学びたいことと、その時の気持ちに合う先生のレッスンを選んでいたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1708664942557-DSL6lx5bKK.jpg?width=1200)
先生たちが他の先生の魅力も認めあって
「こういう時には、〇〇先生、オススメよ」
と推していたこと
ひとりの人のその時の選択だけを見ると、選ばれる・選ばれないで勝ち負けのように見えるかもしれないけれど、長期的に俯瞰すると強みは争わないのではないでしょうか?
2 強みを活かす時・休ませる時
強みを知って発揮していくと、強みの使いどころも見えてきます。
「あれ、反応悪いぞ」という時もある・・・このシリーズの最初の記事でも書いたように、強みが裏目にでてしまう場面もあるからです。
強みを理解することは、その才能が活きる相手や状況も知っていくことです。
合理的で、いつも生産的でありたい人は、仕事ではその強みを発揮する場面が多いかもしれません。
でも、プライベートでの誰かとの楽しみの時間や、カッチリした結果を求めない緩さが大事な仕事では、その強みを休ませる選択もできます。自分がイライラしたり、周りの人がドギマギしたりせず、結果的に幸せを感じやすいかもしれません。
強みの発揮どころと休ませ時を知ることは、生きやすさにもつながると思うのです。
3 強みの違いが生むコラボレーション
自分の強みを知ることで、その強みがカバーしていない領域を知ることもできます。その強みが裏目に出る場面もわかってきます。
こうして自分の強みについて解像度が上がると、自分がうまくやれない部分を上手に対処してくれる人や、強みに違いがあるからこそ一緒に取り組むと相乗効果が生まれる人も見えてきます。
戦隊モノを見ていると、リーダーのレッドだけが強いから勝てるのではないのがよくわかります。冷静な知性で支えるブルーや、明るいムードメーカーでみんなを笑わせてくれるイエロー、優しいピンクやみんなをとりもってくれるグリーンが、それぞれに強みを出し合っているからこそ、コラボレーションとしての強みが生まれています。
人気のアイドルグループも然りです。
自分の強みを知ることで、こうしたコラボレーションの強さが生まれたら最高です!
これから
あなたの強みが
どんな幸せにつながりそうですか?
「自分の強みの見つけかた」というテーマで、5回に分けて連載して来ました。いかがでしたでしょうか?
シリーズ初回の記事はこちら▼
あなたがお仕事で発揮する強みは、ぜひプロフィールでも伝えてください。
プロフィール作成のセッションを受けていただくと、自分の強みを、自分でも口にしやすい言葉で持っておくことができます。
「今までは人に合わせて出し惜しみをしていた感覚があったのですが、プロフィール後は直ぐに自分の強み等を話しやすくなりました」など、嬉しい変化のご感想をいただいています。
プロフィール作成についてはこちら▼